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【CEATEC JAPAN 2006レポート Vol.10】実用化が迫るPLC、各社の出展をそうざらえ

2006年10月03日 22時55分更新

文● 編集部 小林久

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千葉・幕張メッセで3日から開催中のCEATEC JAPAN 2006では、電力線ネットワーク(PLC)関連の展示が目白押しだ。PLCは電源コンセントにプラグを差し込むだけで、電力供給とネットワーク接続の両方を実現してしまおうという規格。国内の現状では法制上の問題があるため、導入できないが、この秋のうちに法改正のメドが付き、年内にも製品が出てくるのではないか、という観測もあるようだ。

CEATECの会場では、高速電力線通信協議会(PLC-J)がブースを構え、PLC関連の展示を行なっていたほか、松下電器産業(株)、シャープ(株)、三菱電機(株)などが自社のブース内で、関連展示を行なっていた。速度に関しては、各社で違いがあるが、200Mbpsクラスの伝送速度をうたっているメーカーもある。

展示では、AV機器を相互に接続してハイビジョン映像をやり取りするもの、パソコンやテレビなどから電灯や白もの家電の遠隔操作を行なうもの、VoIP内蔵のモデムと組み合わせてIP電話環境を提供するものなどが目立った。なお、昨年のCEATECでは、松下電器が総務省などの許可を得て、HD-PLC(High Definision PLC)の実証実験を行なっているが、今年は各社ともコンセプト展示で、実際にデモが行なわれているものでも、ネットワーク接続はツイストペアケーブルなどを利用している場合が多かった。

三菱電機のブースでは、HDストリームを流して、テレビを通じてネットワーク接続したAV機器や白物家電を制御する仕組みを展示(写真左)。宅内PLCモデムも参考出品していた(写真右)
NECのPLC内蔵型VoIPアダプター。PLC-Jのブースに展示されていた。既存の宅内配線をそのままネットワーク化できる点が魅力だという
図のように、パソコン接続と内線電話、無線LANなどを1台でサポートする
松下電器産業のブースでは、昨年同様、大きなスペースを取って、PLCの展示を行なっていた
電源タップ型のHD-PLCコンセント、パソコンやテレビからのリモコン操作も行なわれていたパソコンをPLCに接続するためのHD-PLCアダプター。北米ではすでに販売されている製品だ
シャープによるフルハイビジョンホームネットワークの提案。電源はUPSを使って商用電源とは隔離されていた

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