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Thermaltake製のストーブ型ファンレス水冷キット「Orchestra」が近日発売予定

2006年10月19日 22時45分更新

文● 北村

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 Thermaltake製のファンレス水冷キット「Orchestra」(型番:CL-W0097)が近日発売予定となっている。大型のラジエータ兼タンク、ポンプ、CPU用の銅製水枕がセットになった製品で、Socket AM2/939/940/478、LGA775と幅広く対応しているのが特徴だ。

「Orchestra」 ラジエータの仕組み
Thermaltake製のファンレス水冷キット「Orchestra」。ストーブのような大型ラジエータが特徴ラジエータ兼タンク内の冷却液の流れ。温まった冷却液を中央から噴水のように押し出し、下降するまでにヒートシンクで冷却する仕組みだ

 本製品は“COMPUTEX TAIPEI 2006”に展示されていた製品で、ラジエータが同社製水冷キット「Symphony mini」より小型化しているものの、それでもサイズは100.5(W)×260(D)×420(H)mmと、ストーブくらいの大きさがある。ラジエータにはファンが搭載されておらず、周囲に貼り巡らされたヒートシンクで放熱を行なっている。同社のウェブページによると、タンクの容量は3000ccで、ポンプの流速は1時間当たり400リットル、騒音値は16dBとのこと。今週末発売予定で、同製品のデモを行なっているCUSTOMで予価3万2800円となっている。

ポンプ 流水計
ブルーLEDを搭載したポンプ。騒音値は16dBで、サイズは70(W)×75(D)×75(H)mmチューブが黒く冷却液の流れが目視できないため、付属の流水計を取り付けて、動作を確認する。流速は400L/hとなる
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【取材協力】

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