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Parallels Desktop for Mac

【レビュー】Mac上で“GyaO”の視聴も可能! Parallelsのソフト・ハード対応を検証

2006年06月25日 19時21分更新

文● 田中俊光、編集部

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最後にParallels Toolsにも触れておこう。インストールすると、ビデオ/サウンド/ネットワークのドライバーが組み込まれるほか、ホストOS/ゲストOS間でデータをやり取りできる共有フォルダー機能“Shared Folders Tool”が使用可能になる。

ゲストOSを起動する前のParallelsの環境設定で、Mac OS X側のフォルダーを指定(例えば“書類”など)。ゲストOSのデスクトップにある“Parallels Shared Folders”という名前のショートカットアイコンを開くと、共有設定したMac OS X側のフォルダーにアクセスして、ファイルをやりとりできる。Virtual PCのようにゲストOS/ホストOS間のドラッグ&ドロップでファイルをコピーする機能は、現状のParallelsではサポートされていない。

また、クリップボードの共有機能“Clipboard Synchronization Tool”により、Mac OS XとWindowsの間でテキストデータのコピー&ペーストが可能だ。ただし、Windows側からMac OS X側へのコピーは問題ないが、Mac OS X側からWindows側に日本語を含むテキストをコピーすると文字化けしてしまう。

そのほか、Parallels Toolsのインストールで、ホストOS/ゲストOS間でショートカットキーを使わずにマウスを行き来できる“Mouse Synchronization Tool”や、ゲストOSの時刻をホストOSに合わせる“Time Synchronization Tool”などが組み込まれる。

Shared Folders
ゲストOSのデスクトップに置かれたショートカットアイコンから共有フォルダーにアクセスできる
Clipboard
Mac OS XからWindowsに日本語をコピー&ペーストすると文字化けしてしまう

Parallelsは“買い”か?

Parallelsは最新3Dゲームや周辺機器の互換性ではBoot Campに劣るものの、ウェブブラウザーやOfficeスイートなど一般的なアプリケーションの使用では十分な速度と機能を備えている。

また、使用していないWindows 2000のライセンスを有効活用したい、LinuxやFreeBSDなどのOSを手軽に試してみたいというユーザーにもお勧めできる製品と言えるだろう。


【結論】

【○】再起動せずにMac OS XとWindowsを同時に使える。Windowsに限らず、LinuxやFreeBSDもゲストOSとして起動可能。体感速度もWindows PCと変わらず、ウェブブラウザーやOfficeスイートなどは正常に動作する。

【×】 ユーザーインターフェースが日本語化されていない。ゲームやプリンター/スキャナーなど、動作しないアプリケーション/周辺機器もある。


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