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TLF-MAC

【レビュー】Macでロケフリ! 発売前のTLF-MACを徹底解剖~使用編

2006年06月15日 20時33分更新

文● 編集部 広田稔

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『TLF-MAC』

ソニー(株)の無線LANベースステーション『LF-PK1』と組み合わせて、Macでテレビを見られるロケーションフリー(ロケフリ)プレーヤー『TLF-MAC』。前回の設定編に次いで、今回はネットワーク経由でどれだけ快適にテレビを視聴できるかをチェックしていこう。




MacBookがポータブルテレビに早変わり!

TLF-MACを使うメリットは、何といってもケーブルの範囲に縛られずに無線でテレビが見られるという点に尽きる。特にノート型Macのユーザーで、リビング/寝室/ダイニングといった各部屋にMacを持ち運びながら使う人にとってベストな選択肢となるだろう。

外出先でも有線/無線LANに接続すれば、放送中のテレビ番組やレコーダーに保存したタイトルを視聴できる。出張先のホテルやフリースポット、帰省中の実家など、ノート型Macさえもっていけば普段の自宅と変わらないテレビ視聴環境が手に入るのだ。これこそロケフリの醍醐味といえるだろう。

ただし、TLF-MACは一般的なテレビキャプチャーユニットとは異なり、Macへの録画には対応していない。番組を保存したいときは、AVマウスにつないだ外部のレコーダーを利用することになる。


手元のMacでDVDレコーダーを操作できる

操作パネルはシンプルにまとまっている。テレビの表示サイズは、ウィンドウ右下をドラッグすることで自由に調節可能。チャンネルは画面右に表示されるインデックスをクリックすると切り替えられる。このインデックスは数秒たつとフェードアウトする仕組みで、視聴の邪魔にならない。

テレビ視聴時のメイン画面(以下、画質比較を除き、テレビ画面にはモザイクをかけています)

AVマウスでつないだレコーダーを操作するときは、インデックス上のビデオ入力1(画面では“ハードディスク+DVDレコーダー”)をクリック。メイン画面下の“リモコン”がアクティブになるので、これを押すとレコーダーの操作リモコンが現れる。

リモコン
リモコンを表示し、RD-X5に録画した番組を再生したところ

レコーダーの電源がオフの場合でも、リモコン上の“電源”ボタンを押すことでオンにできる。今回、AVマウスを接続した(株)東芝のHDD&DVDレコーダー『RD-X5』では、リモコン上の“タイトル”ボタンが“見るナビ”、“番組表”ボタンが“番組ナビ”、“ツール”ボタンが“クイックメニュー”といった具合に操作が割り当てられており、番組の再生/停止や録画予約などは特に不自由なく行なえた。

ただし、画面上のボタンを押してから数秒遅れてレコーダーが反応するため、例えばCM部分を早送りするときはタイミングがとりにくい。なお、AVマウスの対応機器に関してはソニーのサポートページにて確認できる。

番組ナビ クイックメニュー
RD-X5の場合、“番組表”ボタンで“番組ナビ”が表示される“ツール”ボタンでは“クイックメニュー”が現れるリモコンのタブを“HDD(2)”に切り替えると、録画も可能

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