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インテルの次期CPU“Core 2 Duo”に対応したMSI製マザーが早くも展示開始!

2006年06月07日 21時24分更新

文● 北村

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 インテルの次期デスクトップ向けCPU“Core 2 Duo E”をサポートする、MSI製のLGA775対応ATXマザーボード「P965 Neo-F」の展示がTSUKUMO eX.とT-ZONE.PC DIY SHOPで始まった。チップセットは“Intel P965”+“ICH8”を搭載する。

「P965 Neo-F」
インテルの次期デスクトップ向けCPU“Core 2 Duo E”をサポートするMSI製マザー「P965 Neo-F」
ポップ
ポップで“Core 2 Duo”対応をアピール。ショップとMSIによると近日発売予定とのこと

 インテルの次期CPU“Core 2 Duo”(コードネームは“Conroe”)に対応するチップセットが“Intel 965”シリーズだ。同シリーズは、コンシューマ向けの“P965”、グラフィック統合型の“G965”、ビジネス向けの“Q965”、“Q963”の4製品がラインナップされている。FSBは1066MHzまでとなっており、“P965”と“G965”は、DDR2-800のSDRAMに対応している。
 「P965 Neo-F」の対応CPUは、“Core2 Duo E”シリーズ/Pentium D/Pentium 4 EE/Pentium 4/Celeron Dの900/800/600/500/300番台となる。ちなみに“Core2 Duo E”の“E”とはデスクトップ標準レベルの55~75Wのプロセッサを意味する。ほかにも“Core2 Duo”には、超低電圧版の“U”、低電圧版の“L”、モバイル向けの“T”、75ワットを超える“X”があり、消費電力別にクラス分けされている。
 拡張スロットは、PCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3という構成。また、DDR2-800対応のメモリスロットを4基搭載(最大4GBまで)している。Serial ATA IIはチップセットによる4ポートと、JMicron製の“JMB361”チップによる1ポートをサポート。“ICH8”に加えてJMicron製のRAIDコントローラを搭載したことにより、Serial ATA II RAIDのほかATA133 RAID 0/1/0+1での運用にも対応している。主なオンボード機能は、ギガビットイーサネット、8chサウンド、USB 2.0×10など。MSIによると、予価は1万7000円前後で近日発売予定としている。また、同マザーに続き、「P965 Platinum」など“965”チップセット搭載シリーズ製品がリリース予定とのこと。

LGA775 拡張スロット
ソケットはLGA775。既存のPentium DやPentium 4のほか、“Core 2 Duo E”シリーズにも対応している拡張スロットは、PCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3という構成
JMicron製の“JMB361”チップ リアインターフェイス
“ICH8”のほかに、JMicron製の“JMB361”チップによるATA133とSerial ATA IIをそれぞれ1ポート搭載し、RAID 0/1/0+1をサポートするリアインターフェイスはUSB 2.0×4、8chサウンド、ギガビットイーサネットなど
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