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TDK、デジタルハイビジョン対応のベアタイプのブルーレイディスク“BD-R”と“BD-RE”を発売

2006年04月12日 21時18分更新

文● 編集部

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TDK(株)は12日、デジタルハイビジョンに対応したベアタイプ(カートリッジなし)の“ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)”として、追記型の“BD-R”と書き換え型の“BD-RE”を発売すると発表した。ラインアップは、追記型が1層で25GBの『BDD-R25S』と、2層で50GBの『BDD-R50S』、書き換え型が1層で25GBの『BDD-RE25S』と、2層で50GBの『BDD-RE50S』の4製品。ベアタイプ(カートリッジなし)としては世界初の製品となるという。1層25GBタイプを19日に発売し、2層50GBタイプは対応機器の市場導入に合せて発売する。価格はオープン。

BD-R&BD-RE
左が『BDD-R25S』と『BDD-R50S』、右が『BDD-RE25S』と『BDD-RE50S』

『BDD-R25S』と『BDD-R50S』は、“ブルーレイディスク レコーダブルフォーマットVER. 1.1規格”に準拠し、2倍速記録が行なえるのが特徴。ブルーレイのベアディスク専用に開発した独自のハードコーティング技術“DURABIS 2(デュラビス2)”により傷や汚れ(特に指紋汚れ)に強くすることでカートリッジなしで使用できるようにしたほか、記録面のカバー層を独自の高精度スピンコートで形成することでナノレベルの平滑性を持たせ、記録/再生特性を安定化したという。記録膜には有機材料(色素)ではなく無機材料を採用。記録膜はSi(シリコン)とCu(銅)合金の2層構造で、記録レーザー光により溶融して合金化することで記録マークを形成するため、光の影響を受けず、長期保存も可能であるという。記録波長は405nm。トラックピッチは0.32μmで、グルーブ記録となる。2倍速の場合、線速度は9.8m/sで、データ転送速度は72Mbps。ディスクの直径は120mm、ディスクの厚さは1.2mm、カバー層の厚さは0.1mm。

『BDD-RE25S』と『BDD-RE50S』は、“ブルーレイディスク リライタブルフォーマットVER. 2.1規格”に準拠し、2倍速の書き換えに対応した製品。新開発の高感度相変化材料と膜構造を採用しことで、繰り返し記録特性(オーバーライト特性)を上げたのが特徴。1万回のオーバーライト後でも安定した特性が得られるという。ディスクのサイズや線速度、データ転送速度などは追記型と同じ。

新製品は、ブルーレイディスクのマザー工場として大容量/高速化に対応した製品の開発/製造を行なう、千曲川テクノ工場(長野県佐久市)で生産するとしている。同社では、新製品を“PossiBlu(ポッシブル)”というコミュニケーションワードを利用して国内外で広告展開するとしている。“PossiBlu”は「Possible」と「Blue」を合成した造語で、ブルーレイディスクの限りない可能性を表現したものという。

記事の公開当初、「Cu(同)」となっていた部分を訂正しました(2006年4月13日)

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