TDKマーケティング(株)は25日、容量が8.5GBの片面2層DVD-Rディスクを9月4日に発売すると発表した。10mm厚ケース入りの録画用『DVD-R215DPWN』とデータ用の『DVD-R85PWN』をラインアップする。価格はオープン。10mm厚ケース入り5枚パックの録画用『DVD-R215DPW×5N』と、5mm厚ケース入り5枚パックのデータ用『DVD-R85PW×5N』も近日中に発売する予定。
『DVD-R85PWN』 |
新製品は、高精度中間層形成技術、高信頼性材料、高精度反射膜形成コントロール技術などにより、最大8倍速書き込みに対応したのが特徴。耐久性/経時安定性の高い高感度色素や、高精度基板を採用しており、日本で生産するという。ラベル部分にインクジェットプリンターに対応した発色の良いホワイト・ディスクを採用しており、水性ペンで記入することもできる。
データ用DVD-R DLは、片面1層の約1.8倍のデータをバックアップでき、録画用DVD-R DLは、SP(標準)モードで約215分、XP(高画質)モードで約107分の録画を行なえるのが特徴。録画用はCPRM(Content Protection for Recordable Media)に対応しており、「1回のみ録画可能」の番組を録画できる。