映画館の大スクリーンと5.1chサウンドで家庭用ゲームをプレイしたらどうなるか、という誰もが想像したことのある夢を実現した人が現れた。本日“秋葉原UDX”内の施設“アキバ3Dシアター”で「Xbox 360」のゲーム鑑賞会が行なわれたのだ。これは、元Xboxファンサイト「野良犬小隊駐屯所」オーナーで、自信もXbox 360のハードユーザーの松井悠氏が主催したマイクロソフト非公認のイベントで、ソーシャル・ネットワーキングサイト“mixy”のXboxコミュニティに参加する有志による、いわゆる“オフ会”と呼ばれるもの。同シアターを貸り切ったこのイベントは入場無料で、14時から18時30分まで行なわれた。
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“アキバ3Dシアター”で行なわれた「Xbox 360」のゲーム鑑賞会。「リッジレーサー6」、「デッド オア アライブ 4」などの人気ゲームを希望者がプレイし、それを会場内の参加者が鑑賞した |
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映画館の大画面と大音響でのゲームプレイはまさにド迫力! あまりの大画面に3D酔いを起こす人も。ちなみに会場の隣りにある「アキバ3Dスタジオ」では、この“3D酔い”に関する研究も進められているという(※非公認イベントのため画面写真の一部にモザイクをかけております) |
イベントでは、「リッジレーサー6」、「デッド オア アライブ 4」などの人気ゲームを希望者がプレイし、それを会場内の参加者が鑑賞したほか、「Tomb Raider Legends」などの新作ゲームのムービー上映や、ゲームの世界大会“ワールドサイバーゲームス(WCG)”の紹介などが行なわれた。また、スペシャルゲストとして「リッジレーサー」のサウンドチームが登壇し、トークショーを行なった。なお映画館らしく、ゲームではなく映画「ミッション イン ポッシブル 3」(日本では7月8日劇場公開予定)の予告編の上映もあった。もちろん、予告編ムービーはXbox 360で再生していたのは言うまでもない。
ナムコの対戦格闘ゲーム「鉄拳3」の日本チャンピオンに輝いたことのある主催者の松井氏は、「ゲームは遊ぶだけでなく、観るのも楽しい。海外ではゲームを職業とするプロゲーマーが数多くいる。そのプロゲーマーのプレイを観ようと、ゲーム大会には観客も大勢集まってくる。観客がいる中でゲームをプレイする楽しみや、みんなでゲームを観る楽しみを日本でも大勢の人に知ってもらいたかった」とイベントの動機についてコメントした。また、「このイベントでゲームに興味を持ってもらい、同ビル内の“先端ナレッジフィールド”や、映像制作分野の専門学校であるデジタルハリウッドから、将来のゲームクリエイターを輩出していきたい」と意気込みを語った。
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「リッジレーサー」のサウンドチームがスペシャルゲストとして登場した。自分らのトークより後ろの大画面のほうが気になるご様子 | | 主催者の松井悠氏は、「鉄拳3」の日本一に輝いた功績の持ち主。イベントでは自らMCを務め、ゲームのわかりやすい解説や対戦の実況が好評だった |
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