ルクセンブルクのスカイプ・テクノロジーズ(Skype Technologies)社は現地時間の1日、無料インターネット電話ソフトの次世代版『Skype 2.0』のβ版を公開すると発表した。同社のウェブサイトから無料でダウンロードできる。
『Skype 2.0』β版は、従来版よりインターフェースが簡略化され、直感的な操作が可能になったほか、フルスクリーン/ウィンドウ表示を選択できるビデオ電話(テレビ電話)“Skype Video”に対応したのが特徴。ほとんどのウェブカメラで利用でき、ユーザーが自分の今の気分(楽しい/悲しい/電話を受けたくない)などをブロードキャストできる“Self-expression(自己表現)”にも対応している。通話先をグループ化して呼び出し、ビデオ会議やチャットを行なうこともできる。アバターや呼び出し音のカスタマイズにも対応。Outlookのアドレス帳からワンクリックで呼び出しが行なえるOutlook用ツールバー『Skype Toolbar for Outlook』なども提供される。対応OSはWindows XP/2000。
『Skype Toolbar for Outlook』 |
併せて、ウェブカメラ/ヘッドセットの動作認定で米ロジテック社やシンガポールのクリエイティブ・テクノロジー社と、ブログとの連携で米シックス・アパート社と提携したことも発表した。