本日、Supermicroと富士通が主催するセミナー“SAS(Serial Attached SCSI)テクノロジーのご紹介及び新製品発表会”が、秋葉原ダイビル5階で開催された。SASの紹介と新製品の発表会ということで、メーカーの技術者やショップの店員など多くの人が参加した。
会場となった秋葉原ダイビル5階の秋葉原コンベンションセンター | 解説を担当したSupermicroの日本OEMセールスマネージャEmmy Chang氏(写真左)と、FUJITSU COMPUTER PROTUCTS OF AMERICAのエンジニアBill Hebert氏(写真右) |
SASは、Serial ATAを参考に開発されたSCSIのシリアル系インターフェースで、Serial ATAと互換性がある。SCSIでは最大16台までの接続だったが、SASでは最大128台までサポート。転送速度は3Gb/sで、将来的には12Gb/sまで転送速度が向上可能としている。セミナーはこれらのSASの解説から始まり、SupermicroのSAS対応マザーボード「X6DH3-G2」やモバイルラック「M28E1/E2」などの製品紹介と、富士通のSAS対応HDDの解説が行なわれた。また、会場では実機が展示されており、来場者の関心を集めていた。