Supermicroから同社初となるSocket 939対応マザーボードが近日登場する予定だ。製品は同社がOEM向けに出荷するもので、取り扱い代理店のファナティックでは「FC-H8SSL-i」という製品名になるという。現在同店でサンプルを展示中だ。
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OEM製品とは言え同社初となるSocket 939対応マザーボード「H8SSL-i」。取り扱い代理店のファナティックでは「FC-H8SSL-i」という製品名だ |
チップセットにはServerWorks製“HT1000”を搭載しており、現在のところわかっている対応CPUはシングルコアのOpteron“1xx”シリーズのほか、デュアルコアOpteronだという。拡張スロットはIPMI×1(2.0対応)、PCI-X×1(133MHz)、PCI×2、メモリスロットはDDR 400(ECC)対応のものを4本装備(最大8GB)。ビデオチップとしてATI製の“RAGE XL”をオンボードで装備しており、ビデオメモリとして8MB搭載する。そのほかSATAポート×4(RAID5対応)、Broadcom製“BCM5704”によるデュアルギガビットイーサなどがオンボードとなっている。サイズは12×8インチサイズとサーバ向け製品としては小さなボードであるのも特徴だ。発売日は未定で、価格は4万円前後。なお、ショップによると「今回のスペックは変更される可能性もある」とのこと。
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拡張スロットはIPMI×1(2.0対応)、PCI-X×1(133MHz)、PCI×2 | | ビデオチップとしてATI製の“RAGE XL”をオンボードで装備しており、ビデオメモリ8MBを搭載する |
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SATAポート×4(RAID5対応)を装備 | | インターフェイスはUSB×2のほか、VGA、ギガビットイーサネット×2などとなっている |
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