コニカミノルタフォトイメージング(株)とソニー(株)は19日、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラを共同開発することで合意したと発表した。両社は“αマウントシステム”に準拠し、互換性を持つデジタル一眼レフカメラの商品化を進める。
今回の合意は、2004年度で約250万台、2005年度には360万台以上(CIPAによる見通し)まで拡大すると予想されているデジタル一眼レフカメラ市場でのシェア拡大を図るために行なうもの。
コニカミノルタフォトイメージングは、フィルム一眼レフカメラからのメカトロニクス技術や交換レンズ資産を持つほか、CCDシフト方式のボディー内蔵手ぶれ補正技術なども開発しており、一方、ソニーは、イメージセンサーや画像処理技術、リチウムイオンバッテリーなどのデジタル映像機器向けの技術を持つ。両社で共同開発することにより、コニカミノルタフォトイメージングはデジタル一眼レフカメラの商品力の向上を、ソニーは、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ市場に参入することでデジタルイメージング事業を強化するとしている。
