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東芝、初心者重視の簡単操作新シリーズなど、夏商戦向けのHDD&DVDレコーダー新製品 3機種を発表!

2005年05月18日 15時10分更新

文● 編集部 小西利明

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簡単操作を重視した新シリーズ『カンタロウ AK-G200』
簡単操作を重視した新シリーズ『カンタロウ AK-G200』

(株)東芝は18日、HDD&DVDレコーダーの新製品として、“RDシリーズ”のメインストリームラインナップに当たる新製品『RD-XS57』『RD-XS37』、および手軽さと簡単さを重視したHDD&DVDレコーダーの新シリーズ『カンタロウ AK-G200』を発表した。価格はいずれもオープンプライスで、発売予定は6月中旬。予想実売価格と主な特徴は以下のとおり。



カンタロウ AK-G200
7万5000円前後
HDD 250GB+DVDマルチドライブ搭載/地上アナログチューナー内蔵/ADAMS EPG対応/シンプルかんたんリモコン付属
RD-XS57
10万5000円前後
HDD 300GB+2層式DVD-R対応DVDマルチドライブ搭載/HDMI端子装備/地上アナログチューナー×2内蔵/WEPG対応/高解像度LPモード録画対応/おすすめサービス対応
RD-XS37
8万5000円前後
HDD 160GB+2層式DVD-R対応DVDマルチドライブ搭載/地上アナログチューナー×2内蔵/WEPG対応/高解像度LPモード録画対応/おすすめサービス対応

“初めて”ユーザー向けに使いやすい操作感に重点
カンタロウ AK-G200

HDD&DVDレコーダーの新シリーズとして登場したAK-G200は、RDシリーズとは一線を画し、接続や設定から日常的な操作まで“かんたんさ”を追求した製品である。ターゲットとするユーザー像は、録画番組は見たら消してしまい、別メディアに保存することは重視しない層とのこと。

分かりやすい特徴のひとつが、本体前面やリモコンに並んだ大きなボタンだ。本体やリモコンの中心に引かれたライン上に、最もよく利用する再生や停止、録画などのボタン類が、大きなサイズで並んでいる。リモコン上のボタン数も少なめ(フタ外のキーは35個)で、ボタンに付随する文字も読みやすい。このリモコンは初心者や子供、シニアユーザーでも使いやすいだろう。また背面の端子類が並ぶパネル部分も、必要不可欠な端子のみに絞ったうえ、一部には用途の簡単説明を加えるなど分かりやすくする工夫が見られる。ボディーは薄く高さ58mmで、同社ではカートリッジ式DVD-RAMディスクに対応するHDD&DVDレコーダーでは世界最薄としている。

AK-G200の本体前面左に並んだボタン類。ボタン自体だけでなく文字も大きく、ボタンの周囲に異なる色を配置するなど工夫が凝らされている(開発中機材での写真のため、製品とは一部異なる) AK-G200のリモコンと本体前面右。操作の中心となるボタン類が中心に並び、それ以外の操作ボタンが左右に並んでいる。本体前面のFL管表示部は大きく
AK-G200の本体前面左に並んだボタン類。ボタン自体だけでなく文字も大きく、ボタンの周囲に異なる色を配置するなど工夫が凝らされている(開発中機材での写真のため、製品とは一部異なる)AK-G200のリモコンと本体前面右。操作の中心となるボタン類が中心に並び、それ以外の操作ボタンが左右に並んでいる。本体前面のFL管表示部は大きく

録画中の番組に対して自動でチャプター分割を行なう“マジックチャプター”という機能も興味深い。シーン変化を検出して、自動でチャプター分割を設定するのだが、ニュース番組や歌番組、バラエティー番組など番組の種類に応じて分割方法を変えるため、たとえばニュース番組なら別のニュースが始めるポイントでチャプター分割を行なうといった、高度な自動処理も行なえる。録画済みの番組を視聴する際に、威力を発揮すると期待される。また同種の自動分割機能として、音声チャンネルの切り替わり(ステレオ、モノラル、二ヵ国語)を検出して番組本編とそれ以外を分割する、“本編自動チャプター分割”機能も備えている。

AK-G200にはRDシリーズの特徴であるネットワーク機能やダブルチューナーなどは搭載していない。TVチューナーはアナログ地上波用のみで、アナログBS放送やデジタル放送には対応しない。電子番組表(EPG)には“ADAMS EPG”を利用する。内蔵HDDは250GB。光ディスクドライブはDVD-R/RW/RAMへの記録(VRモード、CPRM対応)に対応する。映像出力はSビデオ出力、コンポジットビデオ出力、D1/D2出力などが装備されている。

2層式DVD-R対応、おすすめサービスなど機能を強化
RD-XS57/37

『RD-XS57』フロントパネルは硬質な金属の質感を活かしたアルミパネル 『RD-XS37』フロントパネルは柔らかいの白を使ったホワイトアクリルパネル
『RD-XS57』フロントパネルは硬質な金属の質感を活かしたアルミパネル『RD-XS37』フロントパネルは柔らかいの白を使ったホワイトアクリルパネル

RDシリーズでも主力商品が並ぶXSシリーズには、RD-XS57とRD-XS37の2機種が登場した。新製品ではダブルTVチューナーによる“W録”の自動録画機能の強化と、ハードウェアの強化が特徴に挙げられる。まずハードウェア面では、両機種とも光ディスクドライブが、容量8.5GBの2層式DVD-Rディスクへの記録に対応した点が挙げられる。RDシリーズで2層式ディスクに対応する製品は、このXS57/37が初めてとなる。DVD-Rの書き込み速度も、最大16倍速と高速になっている。またディスクへの書き込み速度を遅めにして、代わりに動作音を静かに保つ“静音モード”というおもしろい特徴も備える。また低ビットレートの“LPモード”の画質を向上させるため、解像度を高める“高解像度LPモード録画”機能も搭載された。高解像度時はフルD1(720×480ドット)の解像度で録画されるため、多少データ量は増えるが、画質を向上させられる。HDD容量はXS57が300GB、XS37が160GBを内蔵する。内蔵TVチューナーはアナログ地上波用が2、アナログBS用を1備える。またXS57には、最新のデジタル映像出力規格“HDMI(High Definition Multimedia Interface)”に対応するHDMI端子が搭載されている。

新しいXS57/37の最大の特徴は、自動録画機能の強化と新しい“おすすめサービス”にある。まず自動録画機能では、番組時間変更による録り逃しを防ぐための3つの機能が挙げられる。“番組追っかけ”機能では、たとえば毎週録画している番組が、その前の時間に別の番組が入って放送時間が変動する場合(特に深夜番組では多い)、自動で録画時間をずらして対応する。ずらし時間は前後2時間まで対応できる。“スポーツ延長”機能は、野球中継後の番組を、自動的に延長時間分余分に録画する。また“ドラマ延長”機能では、人気ドラマの最終回でよくある放送時間の延長に対応し、通常よりも長い時間自動で録画を行なう。また設定したキーワードを元に番組を選択、自動録画を行なう“おまかせ自動録画”も搭載された。自動録画でHDDを使いつくさないように、1日あたりの自動録画量を指定(1、3、6時間のいずれか)したり、古い番組は自動削除するといった機能も備わっている。

おまかせ自動録画での“お気に入りセット”設定画面。3つのキーワードとジャンルや時間帯を組み合わせて録画する。再放送を除外したりすることも可能だ お気に入りセットはこのように、最大9セットまで登録しておける。セット3つごとに異なるフォルダが作られ、録画番組は自動で分類保存される
おまかせ自動録画での“お気に入りセット”設定画面。3つのキーワード(and 2つ+not 1つ)とジャンルや時間帯を組み合わせて録画する。再放送を除外したりすることも可能だお気に入りセットはこのように、最大9セットまで登録しておける。セット3つごとに異なるフォルダが作られ、録画番組は自動で分類保存される
画面はすべて開発中の見本

ネットワーク機能を備えるRDシリーズならではと言える新機能が“おすすめサービス”と称される一連の番組リストアップ機能だ。“予約ランキング”機能では、ジャンルや時間帯別に“どの番組がたくさん予約されているか”を全国のRDユーザーから集計、ランキングとして表示する。ランキングからの予約もボタン1つで可能だ。また自分の過去の予約履歴を元に、好みを分析してお勧め番組をリストアップする“あなたのおすすめ”や、好みの似たユーザーが何を予約しているかをリストアップする“みんなからのおすすめ”という機能も備えている。お勧めの対象となるチャンネルは、アナログ地上波とアナログBS(NHKの2チャンネル)。予約履歴の集計は、WEPGサーバーでどの番組が検索されたかの情報を利用するので、ユーザー個人の情報が流出する心配はない。ランキング情報は会員向けウェブサイトでも提供され、パソコンや携帯電話でも閲覧可能となっている。

おまかせサービスのトップ画面。ドラマや映画、アニメなどの各ジャンル別ランキングなどが並ぶ ドラマランキングの見本。番組を選択してリモコンの決定ボタンを押すだけで、その番組を予約できる
おまかせサービスのトップ画面。ドラマや映画、アニメなどの各ジャンル別ランキングなどが並ぶドラマランキングの見本。番組を選択してリモコンの決定ボタンを押すだけで、その番組を予約できる

予想実売価格は、RD-XS57が約10万5000円前後、RD-XS37が約8万5000円前後とされている。

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