(株)東芝は19日、HDD&DVDプレーヤー“カンタロウ”の新製品として『AK-G300』を4月下旬に発売すると発表した。併せて、ポータブルDVDプレーヤー“ポータロウ”の新製品『SD-P1850』と普及タイプのDVDプレーヤー『SD-280J』も5月中旬に発売する。価格はオープン。
『AK-G300』 |
『AK-G300』は、2005年5月に発表した『AK-G200』の後継機種。新機能として、番組本編だけを集めた見たいシーンだけのプレイリストを自動作成する“おまかせプレイリスト”機能を搭載するとともに、対応メディアにDVD-R DL(2層)が追加されたのが特徴。本体デザインも上位機種の『RD-XD91』『RD-XD71』と同様のデザインを採用し、高級感を持たせたという。HDDは160GBを搭載し、最長で約284時間の録画が可能(SPモードで約72時間/LPモードで約141時間)。記録可能DVDディスクはDVD-RAM/-R/-RW。予約番組数は32番組(2ヵ月)。チューナーは地上アナログ(VHF/UHF/CATV)に対応し、映像出力はD1/D2端子、S1端子、コンポジットビデオ端子(ピンジャック)を装備する。本体サイズは幅430×奥行き341×高さ58.3mm、重量は4.6kg。電源はAC100Vで、消費電力は33W(待機時3.2W、省エネ設定時0.7W)。ワイヤレスリモコンが付属する。
『SD-P1850』 | 『SD-280J』 |
『SD-P1850』は、2005年9月に発表した現行機種の『SD-P1800』に、4in1カードスロット(SDメモリーカード/MMC/xDピクチャーカード/メモリースティック対応)を搭載したモデル。メモリーカードに記録されている画像ファイル(JPEG)の表示や、音楽ファイル(MP3/WMA)の再生が可能。チューナーは地上アナログ&FM対応のものを内蔵する。液晶パネルは8Vワイドタイプで解像度は480×234画素。電源はACアダプター、バッテリーパック、カーアダプターに対応しており、バッテリーパックで約4時間の連続再生が可能。本体サイズは幅230×奥行き155×高さ31.8mm、重量は850g(バッテリーパックを除く)。専用キャリングバック、耳掛け式ヘッドホン、カーアダプターコード(12V用)、リモコンが付属する。
『SD-280J』は、2005年2月に発表した現行機種の『SD-270J』の後継機種で、DVD-R/-RWディスクにVRフォーマットで記録したCPRM対応コンテンツを再生できるようになったのが特徴。本体サイズは幅430×奥行き200×高さ42mm、重量は1.6kg。電源はAC100Vで、消費電力は10W(待機時3W)。