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ソニー、DVDレコーダー“スゴ録”夏モデル6機種を発表――ハイビジョン録画×おまかせ・まる録で多チャンネル時代の波に乗れ!

2005年05月12日 15時05分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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ソニーマーケティング(株)は12日、DVDレコーダー“スゴ録”の6機種を発表した。夏モデルの主力製品は、2番組を同時に録画できる“ダブルチューナー”機能と、キーワード/条件の事前設定によってユーザーの関心が高い番組を自動的に選別して録画するソニー独自の“おまかせ・まる録”機能に対応。これらの組み合わせで、競合製品との差別化を図る。またHDD/DVDレコーダーのほか、VHS一体型HDD/DVDレコーダーや、新たにハイビジョンレコーダーを投入し、スゴ録シリーズとしてのラインナップを強化する。

HDD/DVDレコーダーの新製品、RDR-HX92W デジタルハイビジョンチューナー内蔵HDD/DVDの新製品『RDZ-D5』
HDD/DVDレコーダーの新製品『RDR-HX92W』デジタルハイビジョンチューナー内蔵HDD/DVDの新製品『RDZ-D5』

ダブルチューナー搭載のHDD/DVDレコーダー

HDD/DVDレコーダーの新製品は、『RDR-HX92W』『RDR-HX82W』『RDR-HX72』の3機種。RDR-HX72Wは、TVチューナーに地上波用×1とBSアナログ用×1を搭載し、250GB HDDを内蔵する。一方、RDR-HX92WとRDR-HX82Wは、TVチューナーに地上波用×2とBSアナログ用×1を搭載し、2番組の同時録画が可能。RDR-HX92Wは、地上波用にゴースト(多重映り)を補正するゴーストリダクションチューナーを採用する。内蔵するHDDの容量は、RDR-HX92Wが250GB、RDR-HX82Wは160GB。

RDR-HX92W
RDR-HX92W

ダブルチューナー内蔵機は“誰にでも使いやすく”をコンセプトに設計され、チューナーの切換操作を本体側で自動的に行なうため、ユーザーはシングルチューナーのように操作できるという。ダブルチューナー機能は、下記のように従来製品から搭載しているスゴ録シリーズ独自の録画機能と連携して、番組の録り逃しを防ぐ。複製(録画)を1回までと制限する“Copy Once(コピーワンス)”対応番組の同時録画や、地上波とBSの同時録画、DVDとHDDの同時録画も可能。

おまかせ・まる録機能と連携
関心が高い番組Aと番組Bの放送時間が重なっても両方自動的に録画
“番組追跡録画”機能と連携
通常は放送時間が重ならない番組Cと番組Dが、番組Cの放送時間の延長などによって急に重なっても両方自動的に録画
“スポーツ延長”機能と連携
録画したい番組Eの前にスポーツ中継があって、通常は放送時間が重ならない番組Eと番組Fが急に重なっても両方自動的に録画
EPG画面 EPGから番組の録画予約をしているところ
EPG(電子番組表)画面。番組リストは、写真の“時刻別”以外にも、“チャンネル別”“ジャンル別”で表示することが可能EPGから番組の録画予約をしているところ
電子番組表 温泉をキーワードに、自動録画の候補となった番組群
おまかせ・まる録の“おまかせ条件設定”画面。事前に条件(写真は“温泉”のキーワード)を設定すれば、それに該当する番組を自動的に探し出して録画する温泉をキーワードに、自動録画の候補となった番組群
電子番組表 予約の対象となっている番組群
自動録画の対象に設定した条件群。温泉も登録されている予約の対象となっている番組群

RDR-HX92W、RDR-HX82W、RDR-HX72の3機種共通で、対応する記録形DVDメディアとしてDVD±R/DVD±RW/DVD-R/DVD-RWのほか、2層構造で8.5GBの容量を持つDVD+R DLを新たに採用し、メディア保管時の利便性が向上した。また、HDDに録画したコピーワンスの番組をDVD-R(VRモード)/DVD-RW(VRモード)にムーブ(移動)できる“コピーワンスムーブ”機能を新搭載した。

そのほか、高画質化回路“スゴロジック”、EPG(電子番組表)、DV端子の採用や、最大64倍速ダビング、自動でチャプターを作成する“おまかせチャプター”機能、DV方式のデジタルビデオカメラを接続した際にテープの頭出しからダビング開始、ダビング終了後のテープの巻戻しまで全て自動で行なう“おまかせDVダビング”機能も引き続き搭載する。

本体のサイズは、RDR-HX92WとRDR-HX82Wが幅430×奥行き344×高さ85mm/約5.9kgで、RDR-HX72が幅430×奥行き328×高さ75mm/約5.0kg。発売は6月2日。価格はいずれもオープンプライスで、編集部による予想実売価格は、RDR-HX92Wが11万円前後、RDR-HX82Wが9万円前後、RDR-HX72が8万円前後。

ダブルチューナーの3inOneモデル

VHS一体型のHDD/DVDレコーダー新製品は『RDR-VH93』と『RDR-VH83』の2機種で、1台でVHS/DVD/HDDへの録画/再生、HDD/DVD/VHSの合計6方向にダビングが可能。TVチューナーに地上波用×2とBSアナログ用×1を搭載し、2番組の同時録画に対応する(※1)。すべての記録メディアへの録画予約は、EPG(地上波/BSアナログ)から行なえる。HDDの容量はRDR-VH93が250GBで、RDR-VH83が160GB。

RDR-VH93
RDR-VH93
※1 記録メディアとしてHDDおよびDVDを選択した場合のみ

今回付属するリモコンがHXシリーズと同一の仕様となり、リモコンの操作性や画面遷移が統一された。新機能として、放送中の番組を一時停止させ、その後停止していた場面から再生できる一時的な録画機能“TVポーズ”、録画予約や録画した番組の管理に使えるフォルダ機能(最大6つ設定可能、フォルダ名は任意に変更可能)を搭載する。

対応する記録形DVDメディアはDVD-RW/DVD-Rで、コピーワンスムーブ機能(DVD-RW)も搭載する。DV端子を備える。本体のサイズは、幅430×奥行き356×高さ95mm/約7.0kg。発売は7月25日。価格はいずれもオープンプライスで、編集部による予想実売価格は、RDR-VH93が10万円前後、RDR-VH83が8万5000円前後。 昨年発売されたVHS一体型HDD/DVDレコーダー『RDR-VH80』は継続販売する。

そのほかVHS一体型のDVDレコーダー『RDR-VX30』を6月21日に発売する。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は5万円前後。

RDR-VX30
RDR-VX30

ハイビジョンレコーダーを新投入!

スゴ録シリーズとして初のデジタルハイビジョンチューナー内蔵HDD/DVDレコーダーとしては、『RDZ-D5』が発表された。TVチューナーに地上アナログ用、地上/BS/110度CSデジタル用を1基づつ搭載し、デジタルハイビジョン放送の高精細な映像や5.1chサラウンド音声をそのまま記録できるのが特徴。

RDZ-D5 RDZ-D5
RDZ-D5

RDZ-D5は、デジタル放送による多チャンネル・多番組の環境でも好みの番組を探し出せるよう、ソニー独自の自動録画機能であるおまかせ・まる録/番組追跡録画/スポーツ延長を備えている。デジタル番組対応の電子番組表を搭載し、番組のジャンルごとに表示色を変えることで番組を見つけやすくしたり、3段階のズーミング機能で細かい文字情報を見やすくしたりする工夫がなされている。

電子番組表 電子番組表 電子番組表
電子番組表は、番組のジャンルごとに表示色を変えることで番組を見つけやすくしたり、3段階のズーミング機能で細かい文字情報を見やすくしたりする工夫がなされている
XMB画面
XMB画面

機能や番組の選択など基本操作は、縦/横方向のスクロールでそれらを行なうグラフィカルユーザーインターフェース“XMB(クロスメディアバー)”を使う。XMBは、“PSX”などで用いられ、2004年度のグッドデザイン賞を受賞している。キーワード入力には、ソニーがDVDレコーダー製品業界で初という、予測変換対応のソフトウェアキーボードを搭載する。また、各種ボタンのほかジョイスティックを中央部に配した新設計のリモコンが付属し、XMBなどアプリケーションの操作をサポートする。



ソフトウェアキーボード
予測変換対応のソフトウェアキーボードを搭載し、文字入力をサポート

RDZ-D5はHDMI出力端子を搭載し、HDMI入力端子を備えるTVと接続すれば、フルデジタル伝送による高精細な映像を家庭で見ることができる(SD出力の場合は1080i/720pのHD画像にアップスケーリング再生)。また、映像D/Aコンバーター(14bit/148MHz、SD出力の場合は14bit/108MHz)を搭載し、従来のアナログ接続でも高画質な映像が見られる。音声D/Aコンバーター(24bit/192kHz)は、ハイエンドのスーパーオーディオCDプレーヤーで採用されているものと同じマルチレベル方式を採用し、ゆがみの少ない音を再現するという。そのほか、映像のノイズの増減に追従してノイズリダクションの効果を調整する適応型デジタルノイズリダクションの“DマトリックスNR HD”搭載、外部から進入する音による振動を打ち消して音質への影響を低減する“偏心インシュレーター”搭載といった特徴がある。入出力端子は、HDMI出力、D端子(D1/2/3/4規格対応)映像出力、コンポーネント映像出力×1、コンポジット映像入力×2、同出力×2、S映像入力×2、同出力×2、ステレオ音声入力×2、ステレオ音声出力×3、同軸デジタル音声出力、光デジタル音声出力。コンポーネント映像出力/コンポジット映像入出力/S映像入出力/ステレオ音声入出力/同軸デジタル音声出力の各端子は、金メッキ仕様となっている。

対応する記録形DVDメディアはDVD±R/DVD±RW/DVD-R/DVD-RW/DVD+R DL。本体のサイズは、幅430×奥行き387.5×高さ95mm/約6.9kg。本体前面は、アルミ扉、光沢塗装、蒸着アクリル窓などを採用し、デザインに高級感を持たせているという。発売は6月21日。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は15万円前後。

なお、ソニースタイル・ジャパン(株)が運営するECサイト“ソニースタイル”では、RDR-HX92W/RDR-HX82W/RDR-HX72は6月上旬、RDR-VH93/RDR-VH83は7月25日、RDR-VX30は6月上旬、RDZ-D5は6月上旬に販売開始する予定。販売価格は現在未定となっている。

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