ソニーマーケティング(株)は2日、DVDレコーダー“スゴ録”の新製品として、VHSビデオデッキの機能を搭載し、250GBのHDDを内蔵した『RDR-VH95』と160GBのHDDを内蔵した『RDR-VH85』の2機種を21日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、『RDR-VH95』が8万円前後、『RDR-VH85』が7万円前後。
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『RDR-VH95』 | 『RDR-VH85』 |
『RDR-VH95』は、VHSビデオデッキの機能を内蔵し、VHS/HDD/DVDの間でダビングが行なえる“双方向マルチダビング”に対応したほか、VHS部に地上アナログ、HDD/DVD部に地上アナログ/BSアナログチューナーを搭載することで、2番組同時録画に対応したのが特徴。電子番組表(EPG)は、最大8日ぶんの地上アナログ/BSアナログ放送に対応し、ドラマの最終回などで終了時間が拡大される場合に対応可能な“ドラマ延長”や“スポーツ延長対応”などの機能も用意されている。電源を切っている状態からすぐに起動し、EPGや予約リストを表示してHDD録画/再生が可能な“高速起動”モードも搭載されている。
記録対応ディスクメディアはDVD-R/-RW。録画時間は、高画質の“XP”モードで約60時間、“SP(標準)”モードで約107時間、最大約430時間)。VHSは“500倍速高速早送り/巻き戻し”に対応している。入出力端子は、D端子(D1/D2出力)、コンポジットビデオ(入出力×2)、S-Video(入出力×2)、ステレオ音声(入出力×2)、光デジタル音声出力、i.LINK(DV入力)などを装備する。電源はAC100Vで、消費電力は38W。本体サイズは幅430×奥行き356×高さ95mm、重量は約6.9kg。
『RDR-VH85』は、HDDが250GBから160GBとなることで、録音時間が“XP”モードで約39時間、“SP(標準)”モードで約68時間、最大約206時間となる以外は、『RDR-VH95』と同等の機能を持つモデル。
