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新コア?のSocket A版Sempron-2800+が登場

2005年02月27日 02時05分更新

文● 水野

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 外観を見る限り、現行のSempron-2800+とは異なるSempron-2800+が入荷した。

Sempron-2800+
新Sempron-2800+。パッケージは従来と全く同じ

 OPNは“SDC2800DUT3D”。従来のSempron-2800+は“SDA2800DUT3D”となっており、ここからも異なる製品であることが解るが、モデルナンバーの後のスペックを表す文字は全く同じ。OPNの最後から2文字目は“3”=256KBとなっており、外観上はよく似ているSempron-3000+(こちらは“4”=512KB)とも違うコアと思われる。
 AMDのウェブサイトのデータシートには“Model 10 with 256K L2 Cache”として掲載されており(ちなみにSempron-3000+は“Model 10”、従来版Sempron-2800+以下は“Model 8”)、それによると実クロックは2.0GHz、FSB333MHz、2次キャッシュ256KB、コア電圧1.6V。TDPの平均値は49.4Wへ落ちており、これだけが従来のSempron-2800+(55.9W)と異なる点だ。最大値は62.0Wで変わらない。価格はフェイスで1万470円。同店での従来版は9970円となっており、価格差は500円。

CPU本体 接続図
CPU本体。コアは大型でSempron-3000+と同じに見えるOPNは“SDC2800DUT3D”。2次キャッシュは256KB
本体 “Thoroughbred”版Sempron-2800+のOPN
従来版Sempron-2800+。コアの大きさに注目従来版Sempron-2800+のOPN。モデルナンバーの後のスペックの部分は全く同じだ
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