(株)日立グローバルストレージテクノロジーズは24日、容量が6GBの1.0インチHDD“Microdrive 3K6”シリーズを発表した。すでにワールドワイドで出荷を開始しており、店頭市場には2月末ごろに流通する予定。
“Microdrive 3K6” |
“Microdrive 3K6”は、“Microdrive(マイクロドライブ)”の第4世代となる製品で、容量を従来から50%増やして6GBにするとともに、性能を30%向上したのが特徴。インターフェースには、CF+ Type IIのほか、機器内蔵用としてIDEも用意する。また、容量が4GBのモデルもラインアップされている。
“Microdrive 3K6”は、ディスクが1枚で、面記録密度は最大120Mb/mm2。回転数は毎分3600回転。平均シーク時間は12msで、平均回転待ち時間は8.33ms。データ転送速度は67M~125Mbps。インターフェース転送速度は最大毎秒33MB(Ultra DMA mode 2)。データバッファーは128KBを搭載する。耐衝撃性は、動作時が200G(2ms)、非動作時が2000G(1ms)。消費電流(書き込み時)は230mA(3.3V)、280mA(5V、CFのみ)。本体サイズは幅42.8×奥行き36.4×高さ5.0mm、重量は約16g。
同社では、従来品より20%小型化し、8G~10GBの容量を持つ新Microdriveとして“Mikey(マイキー)”(愛称)を今年後半に製品化する計画としている。