2001年の登場から回を重ねること、はや4回。以前にも紹介したイーレッツのUSB接続のドーム型クリスマスツリー「線上のメリークリスマスIV」の店頭販売が始まった。15日から開始した同社のウェブサイトでの初回販売分は即日完売となるほどの人気だ。
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USB接続のドーム型クリスマスツリー「線上のメリークリスマスIV」。同社のウェブサイトでは15日に発売され、即日完売となった |
BGMは昨年同様、山下達郎の「クリスマス・イブ」を使用。ツリーの赤色LEDが点滅し、モーターの送風で発泡スチロールの雪が透明ドーム内に降るという仕掛けも同じ。今回は新たにドームの土台の部分にBGMの音量調整をする黄色いツマミと、雪の吹き上がる量を調節できる緑色のツマミが用意されている。どちらも無段階で調整可能。ちなみに、、雪の吹き上がる量を調節するツマミを最大まで回すと、映画「THE DAY AFTER TOMORROW」なみの吹雪状態に! BGMと雰囲気を合わせるなら、ほどほどのところで設定するのがベストかも?
毎年話題になるドーム内に設置されるマスコットは、都内勤務という女性を3頭身にデフォルメし、サンタ姿にしたものを採用。胸の部分には、モデル名を際だたせるように黄色い文字で“YUKA”と記されており、手には銀色の携帯電話を持たせているという芸の細かさだ。初代から3代目までのマスコットは、雪だるまやトナカイ、サンタクロースなど、クリスマスに関連のある無難なものを採用していただけに、今回実在のモデルを用意したという点は来年以降の伏線となるのかも知れない。
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都内勤務という女性が今年のマスコット | | 上の黄色いツマミが音量調整で、下の緑色のツマミが雪の吹き上がる量を調節するもの。どちらも無段階で調整できる |
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ちなみにこれが、雪の吹き上がる量を最大にした様子。写真ではわかりにくいが、ほとんど地吹雪 | | 店頭在庫は十分にあるとの話 |
パッケージで気になるのが“インターネットオークション出品禁止”という注意書き。イーレッツに問い合わせしたところ「オークションに出品する人がいるので、できるなら“やめてほしい”というメッセージ。半分冗談ですけど」とのこと。本体サイズは、170(W)×170(D)×260(H)mm、重さは720g。消費電力は最大2.5W。付属のUSBケーブルの長さは約1.2mで、ほかのUSB機器と併用できないほか、USBポートから500mAの給電が行なえない環境では正常に動作しない場合があるので注意。価格はラオックス PC・DO SHOPで4410円。
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パッケージに記されているオークション禁止の注意書き。同社によれば、半分冗談とのこと | | 店頭のポップにも、ネットオークション禁止と記載されている |
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