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ISAスロットを3本搭載した“i845GV”マザーがNEXCOMから

2004年11月20日 00時00分更新

文● 美和

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 すでに絶滅と思いきや、時おり新製品が登場しては意外な話題を呼ぶISAスロット搭載マザーボード。本日は3本もISAを搭載したPentium 4マザー「NEX 716VL2G」がNEXCOMから登場した。主に、現在も業務用として利用されているISAカードのサポートが目的と思われる製品だ。

マザー
3本もISAを搭載したNEXCOMの“i845GV”マザー「NEX 716VL2G」

 CPUソケットはSocket 478(FSB533MHz)で、Pentium 4-3.06MHzまでサポート。チップセットは“i845GV”+“ICH4”という構成で、拡張スロットはPCI×4、ISA×3。本来“ICH4”はISAバスをサポートしないため、基板上にiTE製のPCI/ISAブリッジチップ「IT8888F」を搭載する。メモリスロットはDIMM×2で、PC2700(DDR333/最大2GB)DDRに対応。サウンド機能のほか、10/100BASE-TXとギガビットのデュアルイーサネット、“i845GV”内蔵のグラフィック機能がオンボード。ビデオメモリは最大64MBをメインメモリから流用する。価格はぷらっとホームで3万9800円。

拡張スロット IT8888F
拡張スロットはPCI×4、ISA×3。ひと昔前のマザーのようだ“ICH4”はISAバスをサポートしないため、基板上にiTE製のPCI/ISAブリッジチップ「IT8888F」を搭載
ネットワーク 価格
ネットワーク機能は、10/100BASE-TXイーサネット×1、ギガビットイーサネット×1となっている世代的には数世代前の製品だが、価格は3万9800円と高め
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