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マイクロソフト、2004年秋のキーボードおよびマウス製品群の説明会を開催――指紋認証やBluetoothなどを搭載する製品も

2004年09月14日 21時26分更新

文● 編集部 内田泰仁

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マイクロソフト(株)は13日、この秋から冬にかけて発売するマウスやキーボードなど、ハードウェア製品群に関するプレス説明会を都内にて開催した。今回の説明会では、8月30日に発表された『Microsoft Wireless Optical Desktop Comfort Edition』のほか、フランス人デザイナーのフィリップ・スタルク(Philippe Starck)氏がデザインを担当した『Microsoft Optical Mouse by StARCK』やBluetooth対応製品など、合計12製品の展示と紹介、同社のハードウェア製品戦略などの解説を、米マイクロソフト社の担当スタッフが行なった。なお、『Microsoft Wireless Optical Desktop Comfort Edition』を除く各製品の発売日、価格については今後発表していくという。

ハードウェア・ジェネラルマネージャー、トム・ギボンズ氏マイクロソフトのソフトウェアとハードウェアの革新の歴史。両者は共に進化をしてきているのだという

冒頭、米マイクロソフトのハードウェア・ジェネラルマネージャー、トム・ギボンズ(Tom Gibbons)氏は、同社のソフトウェアの進化の過程と連動してハードウェア製品も進化をしてきているとしながらも、「(マウス、キーボードは)20年前から進化していないのではないか、という意識もあり、もっと楽しい、もっと生産性を高めるツールにしなければならない」と述べ、ユーザーを対象に行なう調査の結果に基づき、よりユーザーのニーズに応えられる製品を作っていきたいとした。

ギボンズ氏によると、マウスやキーボードなどのハードウェアに求められているユーザーニーズは、大きく分類すると“パフォーマンス”“使いやすさ”“デザイン”の3点に集約されるという。特にパフォーマンスの面では、便利さと携帯性、ワイヤレス環境についての要望が多いとしている。今回の説明会で紹介された12製品は、このようなユーザーの声を反映した製品で、この秋に発売となるこれらの製品の数は、同社が単年に発売するハードウェア製品としては最大の製品数になるという。

『Microsoft Fingerprint Reader』。インターフェースはUSB 1.1ハードウェア・プロダク トラインマネージャーのショーン・ゴーマン氏

ギボンズ氏の事業に関する概要説明に続いては、この秋に登場する製品のうち、特に新しい機能やバリューを持った製品について、詳細な製品説明が行なわれた。まず最初に登場した『Microsoft Fingerprint Reader』は、指紋認証機能とユーザーID/パスワードの管理とを融合させた製品。製品の説明を行なった、ハードウェア・プロダクトラインマネージャーのショーン・ゴーマン(Sean Gorman)氏によると、現在ホームユーザーは、ウェブサイトなどで認証のために平均15個程度のパスワードを覚えていなければならないという。Microsoft Fingerprint Readerは、ウェブサイトでパスワードの入力を求められたときに本製品の管理ツールにIDとパスワードを記憶させれば、その後は指紋リーダーに指をかざすだけで、自動的にIDとパスワードを入力してくれるというものだ。また、ID/パスワードの自動入力/管理機能のほか、Windowsのログイン管理/ログインユーザーの切り替えといった機能も持つ。

ハードウェア・プロダクトユニットマネージャーのブレット・オストラム氏
なお、製品のデモンストレーションを行なったハードウェア・プロダクトユニットマネージャーのブレット・オストラム(Brett Ostrum)氏によると、同製品は“セキュリティー対策製品”ではなく、あくまでもユーザーをID/パスワード入力の煩雑さから解放することを目的とした“利便性”を上げるための製品だと述べている。



『Microsoft Optical Desktop with Fingerprint Reader』『Microsoft Wireles IntelliMouse Explorer with Fingerprint Reader』のマウス本体『Microsoft Wireles IntelliMouse Explorer with Fingerprint Reader』の指紋リーダー兼トランスミッター

また、この指紋認証機能を搭載した製品としてはこのほか、キーボード&マウスのセット製品『Microsoft Optical Desktop with Fingerprint Reader』(キーボード左端にリーダーを搭載)やマウス『Microsoft Wireles IntelliMouse Explorer with Fingerprint Reader』(トランスミッター部分にリーダーを搭載)もラインナップされている。

『Microsoft Wireless Notebook Optical Mouse』。こちらは本体カラーがブルー同じくブラックバージョン
トランスミッター部分マウス底面にトランスミッターを収納したところ

トランスミッターをノートパソコンに接続したところ。同社他製品のトランスミッターに比べるとかなり小さい
『Microsoft Wireless Notebook Optical Mouse』は、ノートパソコン向けのワイヤレスマウス。同社のユーザーアンケートによると、ノートパソコンユーザーの多くはノートパソコンのポインティングデバイスに不満を持っており、マウスを使いたいという要望が高いのだが、モバイル使用のためには荷物も増やしたくなく、ケーブルが邪魔だと感じるユーザーが多いという。そこでMicrosoft Wireless Notebook Optical Mouseは、ケーブルの必要のないワイヤレスマウスのスタイルを取り、かつトランスミッター部分の小型化を進め、持ち運び時はマウス底面部分にトランスミッターを収納できるようにデザインされている。マウス部分は、光学式の3ボタンタイプで、1本の単3乾電池で約3ヵ月間動作する。また、自動電源オン/オフ機能も持つなど、省電力性と正確なポインティングが特徴だとしている。



『Microsoft Optical Desktop Elite for Bluetooth』『Microsoft IntelliMouse Explorer for Bluetooth』のマウス本体

USBポートに接続するBluetoothトランスミッター部分
キーボード&マウスのセット製品『Microsoft Optical Desktop Elite for Bluetooth』とマウス『Microsoft IntelliMouse Explorer for Bluetooth』は、キーボードやマウスの無線化と、PDAなどのモバイル機器とのワイヤレスリンクを同時に実現する製品。Windows XP SP2のBluetooth機能に対応し、携帯電話やPDAとの同期をサポートする。トランスミッター部はUSB 1.1接続で、一般的なUSBメモリーデバイスと同程度にまで小型化されている。

このほか、この秋に登場する製品は以下の写真の通り。



『Microsoft Optical Mouse by StARCK』。“Microsoft”ロゴのプリントを廃し、スタルク氏のデザインを強調
『Microsoft Standard Wireless Optical Mouse』
『Microsoft Wireless Optical Mouse Mood Ring Blue』『Microsoft Internet Keyboard Black』
『Microsoft Digital Media Pro Keyboard』『Microsoft Wireless Optical Desktop Comfort Edition』。8月30日に発表済みで、17日に発売となる

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