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富士写真フイルム、進化した“スーパーCCDハニカムIV HR”を搭載するコンパクトデジタルカメラ『FinePix F810』などを発表

2004年07月29日 21時14分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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女性が手にしているのは『FinePix E510』
発表会より。女性が手にしているのは『FinePix E510』

富士写真フイルム(株)は28日、高密度実装技術によって実現したという高精細タイプのCCD“スーパーCCDハニカムIV HR”の進化形(名称は変わらず)を搭載した有効630万画素/記録1230万画素相当のコンパクトデジタルカメラ『FinePix F810』、グリップ部を凸型にして撮影時に持ちやすくしたという低価格なコンパクトデジタルカメラ『FinePix E550』『同 E510』の3製品を発表した。同時に発表した、同社独自開発のCCD“スーパーCCDハニカム SR II”を搭載したレンズ交換式一眼レフデジタルカメラ『FinePix S3 Pro(ファインピックス エススリー プロ)』については、こちらのニュース記事を参照。価格はすべてオープンプライス。発売予定時期と編集部による予想実売価格は以下のとおり。

コンパクトデジタルカメラ『FinePix F810』
8月上旬/5万8000円前後
コンパクトデジタルカメラ『FinePix E550』
9月上旬/5万5000円前後
コンパクトデジタルカメラ『FinePix E510』
9月上旬/4万5000円前後

改良型の“スーパーCCDハニカムIV HR”を搭載した『FinePix F810』
改良型の“スーパーCCDハニカムIV HR”を搭載した『FinePix F810』

FinePix F810およびFinePix E550が搭載する改良型“スーパーCCDハニカムIV HR”は、CCDの受光部(フォトダイオード)を拡大することでS/N比を改善、さらに組み合わせる画像処理エンジンも改良し、ノイズフィルターを見直してISO感度80~800の幅広いレンジに対応。「特にフラッシュが炊けない子供の寝顔や誕生日のケーキに灯したローソク越しに顔を写す場合など、これまでデジタルカメラには弱いとされてきた環境でも、高感度撮影でノイズが少なくなったことで、きれいに撮影できるように領域を広げた」と、CCD開発を担当した電子映像事業部開発部の竹村和彦氏は語る。また、「画像表現のデータ処理プロセスを改良し、人の肌/木々の緑/空の青さなど重要色をファインチューニング(最適化)した」と自信を見せる。



『FinePix F810』の背面
『FinePix F810』の背面

FinePix F810は、今年2月に発表、3月に発売された『FinePix F710』と同等の横長スリムタイプのコンパクトボディーに、1/1.7インチの有効630万(総663万)画素CCDを搭載。レンズは焦点距離f=7.2~28.8mm(35mmフィルムカメラ換算時:32.5~130mm相当)のフジノン光学4倍ズームレンズを内蔵する。F710と同様、縦横比16:9のワイド撮影モードを持ち、その場合は焦点距離が9.2%増(35.5~142mm相当)になる。レンズの明るさを示すF値は2.8~5.6。

『FinePix F810』の特徴を示したパネル
『FinePix F810』の特徴を示したパネル

静止画の記録解像度は最大4048×3040ドット(ハニカム補間による1230万画素相当)、ワイド撮影モード時は3968×2232ドット。動画は最大640×480ドット/毎秒30フレームのモノラル音声付きで、メモリーいっぱいまで連続記録が可能。画像記録方式は、DCF(Design rule for Camera File system)準拠のJPEG(Exif Ver.2.2対応)およびCCD-RAW(非圧縮)。動画はMotionJPEG圧縮のAVI形式。

測光方式はTTL64分割測光で、マルチ/スポット/アベレージの3モードを用意する。露出制御はプログラムAE/シャッター優先AE/絞り優先AE/マニュアルの4タイプ。シャッター速度は1/2000~3秒。感度はISO 80/100/200/400/800相当に設定可能。連写は最短0.3秒間隔で連続4コマまでの通常連写のほか、同じ速度/コマ数でシャッターボタンを離した瞬間からさかのぼって4コマを記録する“サイクル連写”、0.6秒間隔で40コマまで記録できる“MEGA連写”を用意する。

背面に2.1インチ17万3000画素の微反射低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレー(再生視野率約100%)と、実像式光学ファインダー(視野率は約77%)を搭載。側面にUSB 2.0(Hi-Speed対応)とAV出力端子(NTST/PAL対応)を備え、USB 2.0端子はプリンターに直結してパソコンなしに印刷を行なうダイレクトプリントの統一規格“PictBridge(ピクトブリッジ)”“PRINT Image Matching II(プリントイメージマッチングツー)”に対応する。

富士写真フイルムの夏~秋のデジタルカメラ製品ラインナップ
富士写真フイルムの夏~秋のデジタルカメラ製品ラインナップ

記録メディアは、xDピクチャーカード(16~512MB)で、本体には16MBのメディアが1枚付属する。電源は専用リチウムイオンバッテリー『NP-40』を使用し、撮影可能枚数はCIPA(カメラ映像機器工業会)準拠の同社測定値で約115枚。本体サイズと重量は、幅109.5×奥行き28.9×高さ54.0mm/約200g(バッテリー、記録メディア含まず)もしくは約220g(バッテリー、記録メディア込み)。

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