【特別企画】企業向けネットワークサービスガイド

2004年02月24日 23時52分更新

インターネット上では、あらゆる企業が攻撃の対象となる。しかし、中小・中堅企業ではセキュリティ対策に時間・コスト・人材を割けないといった現状がある。ソフトバンクBBの「Safe@Office」と「VPN-1 Edge」は、低コストでエンタープライズレベルの高いセキュリティを実現してくれるソリューションである。

低コスト、簡単な操作性実効性の高いセキュリティ対策

ネットワーク上のセキュリティの脅威は、企業規模に関わらず存在する。しかし、多くの中小・中堅企業では、専任のネットワーク管理者を配置できないなど、スタッフやコストなどの問題から十分なセキュリティ対策が取れていないのが現状だろう。ソフトバンクBBの「Safe@Office」と「VPN-1 Edge」は低価格で実効性の高いセキュリティソリューションである。どちらも、中小・中堅企業向けのVPNセキュリティアプライアンスで、導入しやすい価格と、優れた操作性、高い安全性を備えている。開発元のイスラエル・Check Point Software Technologies社が、「Fortune100社中97社で使用されているものと同水準のインターネット・セキュリティを小規模事業者に提供する」と語る通り、エンタープライズ向けセキュリティで定評のある「ステートフル・インスペクション・ファイアウォール」と同水準のハイレベルの安全性を誇るなど、高い信頼性と品質が確保されているのが特徴だ。

企業規模やニーズに合わせてソリューションを選択可能

Safe@Officeでは、SOHOから大企業まで規模に合わせて4モデルがラインナップされている。ユーザー数無制限でファイアウォールスループット150Mbps、25ゲートウェイでのVPNスループット30Mbpsを実現した上位モデル「225U」なら、接続先ISPのバックアップに対応しているため、通常、優先的に利用しているISP接続で障害が発生した場合でも無停止接続を確保。ネットワーク障害によってビジネスがストップしてしまう心配もない。バックアップ用Safe@Officeアプライアンスを利用すれば、二重化も可能。ライセンス・アップグレードにより、ユーザ数や機能を更新できるし、自動アップデート機能を利用すれば、新しい脅威や攻撃に素早く対応してネットワークの安全性を確保できる。プラグ・アンド・プレイを実現しているほか、あらかじめセキュリティルールがプリセットされているので、設置後すぐに運用でき、設定エラーなどによる初期トラブルの心配もない。導入・運用しやすいのが魅力だ。

安全・強固なVPNでリモートアクセスも安心

一方、VPN-1 Edgeは営業所や支店、小売店鋪などのリモート拠点間に向けのセキュリティアプライアンスだ。最大の特徴は高いセキュリティと強力な集中管理機能。SmartCenter ProやProvider-1によりサポートされ、One-Click VPNコミュニティや自動アップデート機能などの独自機能であらゆる規模のVPNを短時間で容易に展開できる。各リモート拠点には、信頼性の高いVPN-1/FireWall-1といったVPN、Check Point社が特許を持つステートフル・インスペクション技術によって、強固なセキュリティが提供されるので安心だ。

製品ラインナップは、ユーザー数無制限でファイアウォールのスループット150Mbps、25ゲートウェイのVPNでスループット30Mbpsを実現したハイエンドの「XU」など2シリーズ4モデル。ネットワークの規模に応じて選べるほか、価格もハイエンドモデルで12,8000円から、エントリーモデルで64,000円からと低価格。低い投資で大規模VPNを運用できる。