オートデスク(株)のディスクリート部門は20日、3Dモデリング&アニメーションツールの最新版『3ds max 6』の出荷を北米で開始し、24日に英語版の国内出荷を開始すると発表した。日本語版の出荷開始は12月下旬の予定。価格は通常版が48万8000円。アップグレード版は10万8000円(max 5 → max 6)から27万円(max 1 → max 6)まで。英語版に対しては日本語版への無償アップデートが提供される。
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『mental ray 3.2』が完全に統合された |
『3ds max 6』は、従来版の主要機能を強化したほか、ゲームメーカーなどからの意見を反映し、映画/テレビ/ゲーム開発/ビジュアライゼーション市場での3Dアーティストやデザイナー向けのワークフローを強化したのが特徴。主な新機能は、シーンを見やすく管理する“スケマティックビュー”、ゲーム開発向けの“頂点カラーペイント”、スタントマン(人体)や車のダイナミックスに対応した“reactor 2”、“パーティクルフロー”などで、レンダリングソフト『mental ray 3.2』も統合されている。
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