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コンテック、IEEE 802.11a/b/g対応モジュールを2個搭載したアクセスポイント『FX-DS540-APW』を発売

2003年08月25日 23時40分更新

文● 編集部

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(株)コンテックは25日、54Mbps無線LAN製品“FLEXLANR DS540”シリーズの新製品として、5GHz帯の“IEEE 802.11a”(54Mbps)と、2.4GHz帯の“IEEE 802.11b”(11Mbps)/“IEEE 802.11g”(54Mbps)を2回線収容できるアクセスポイントの最上位機種『FX-DS540-APW』を9月24日に発売すると発表した。価格は12万8000円。併せてIEEE 802.11a/b/gの3規格に対応した無線LANカード『FX-DS540-PCD』も発売する。価格は2万4800円。

『FX-DS540-APW』(上)と『FX-DS540-PCD』(下)
『FX-DS540-APW』(上)と『FX-DS540-PCD』(下)

『FX-DS540-APW』は、動作モードをIEEE 802.11a/b/gから選択できる無線LANチップセットを2セット搭載し、IEEE 802.11aの4チャンネル、IEEE 802.11g/bの3チャンネルの計7チャンネルから自由に2チャンネルを同時利用できるアクセスポイント。最大同時ログイン数は508。無線LANのセキュリティーは、64/128/152bit WEP、128bit AESをサポートしており、アルゴリズム非公開の独自暗号“WSL(Wireless Security Link)”と併用することも可能。MACアドレスフィルタリングやIEEE 802.1Xにも対応する。ルーターを越えたローミング先でもネットワーク設定を変更しないで通信できるIPトンネル機能や、SNMPエージェント機能を搭載する。設定/管理はウェブブラウザーで行なえる。ファームウェア格納用CFカード(32MB、Type II)を標準搭載しており、ログ情報や設定情報の保存/復旧、ファームウェアの一括更新も可能。有線LANインターフェースは10/100BASE-TX×1を装備する。電源はAC100V~240Vで、ACアダプター(DC5V出力、最大2.0A)のほか、LANケーブル給電(インラインパワー)にも対応する。本体サイズは幅255×奥行き165×高さ37mm、重量は0.7kg。ダイバーシティーアンテナを搭載する。

『FX-DS540-PCD』は、IEEE 802/11/b/gに対応した無線LAN PCカード(Type II)でCardBusに対応する。セキュリティーは、64/128/152bit WEP、128bit AES、WSL、MACアドレスフィルタリング、IEEE 802.1Xをサポートする。受信感度の良いアクセスポイントへ自動的に接続を切り替えるローミング機能に対応する。電源はDC3.3V、消費電流は最大700mA。本体サイズは幅119×奥行き54×高さ8.7mm、重量は45g。平面型ダイバーシティーアンテナを内蔵する。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE。受信感度(RSSI)/通信速度/通信品質などを表示するユーティリティーソフトが付属する。
http://www.contec.co.jp/comm/pres030825.htm
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