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ホームサーバで超快適AV環境を作る

ホームサーバで超快適AV環境を作る

2003年07月04日 00時00分更新

文● 月刊アスキー編集部・橋本

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ホームAVサーバの中心はやっぱりPCでしょ!
 というあなたに
サーバPCのTV・ビデオを家中で見たい!

PCで録画したビデオはPCで一元管理するのが便利。さらにその映像を家中どこからでも見られるようにしてこそホームAVサーバの醍醐味だ。ここではそれを手軽に実現する製品・ソフトをご紹介しよう。

 PCで録りためたビデオを別の場所(部屋)で見る、と一口に言ってもいろいろな見方がある。ビデオを複数の人たちと一緒に楽しめる大画面TVに映すのか、もしくは自分だけで楽しめるPCの画面に出力するのか、はたまた無線LANを使ってどこにでも持ち運べるノートPCで受信するか……など。その辺りを考慮して製品を選んでみよう。

スキャンコンバータとレシーバ型機器の比較図
図 スキャンコンバータとレシーバ型機器の比較図。

レシーバ型なら 家族みんなで楽しめる

 PCで録画したビデオをTVの画面で楽しみたい場合は、PCのHDDからLAN経由でビデオの映像/音声を取得してTVに出力する「レシーバ型」ホームサーバ機器が便利である。ソニーの「ルームリンク」やメルコ・ソーテックの「Play@TV」がそれにあたる。

 PCのビデオをTVで見るという用途では、PCのVGA出力をスキャンコンバータでビデオ信号(NTSC)に変換するか、ビデオ出力端子付きのビデオカードまたはキャプチャカードから映像をTVに出力する、というのが現在の一般的な方法だ。

 その際、ビデオケーブル(コンポジットまたはS-VIDEO)は長くなればなるほど画質が劣化するし、ビデオ(ファイル)の再生はPCで操作する関係上、PCはできる限りTVの近くに置くのが望ましい。しかしあまり近すぎるとPCが発するノイズで映像・音声が乱れてしまうという問題がある()。

 その点レシーバ型機器はデータのやり取りをEthernetケーブルで行うため、サーバとなるPCが(100BASE-TXの規格上は)100m離れていても映像の劣化なしで再生できる。つまりPCを別の部屋に置くことも可能だ。さらにビデオ再生の操作はレシーバ機器のリモコンで行えるため、PCを操作する必要もなく家電感覚で操作を行えるのがメリットだ。

配信ソフトで 低価格ホームAVサーバ

 別のPCでビデオを見たいという場合は、サーバPCにビデオのネットワーク配信機能があると便利だ。最新の「バイオ」や「VALUESTAR TX」「FMV DESKPOWER」の一部機種では、ビデオ・TVのネットワーク配信機能を備えており、Ethernetケーブルやハブ、ルータを購入するだけでいい。

 さらに既存のTVチューナ・キャプチャ機器を使用してネットワーク配信できるソフトウェアも登場してきている。NECのTVチューナカード「SmartVision HG/V」にTV・ビデオのネットワーク配信機能を付加できる「SmartVision 2.0アップグレードキット」や、カノープスの「MTV」シリーズおよび「MTU2400」で受信/録画した映像をネットワーク配信できる「HomeEdge」などである。対応キャプチャ機器さえ持っていればLANケーブルやハブを買い揃えたとしても2~3万円ほどでホームAVサーバを構築できるのでコストパフォーマンスは抜群だ。

 ただし無線LAN経由で映像を受信する場合は事情が異なる。安価な(アクセスポイントとアダプタセットで1万円前半ぐらい)IEEE802.11b(11Mbps)への対応を謳っている製品はいくつかあるが、これらはMPEG-1もしくはMPEG-4での配信となる。帯域の広いIEEE802.11aや11g(ともに54Mbps)を利用するのであればMPEG-2の配信も十分可能だが、アクセスポイントとアダプタのセットで2万5000円ほどかかる。画質を求めるならある程度の出費を覚悟しよう。

ルータ型と配信ソフトの機能比較表
レシーバ型配信ソフト
製品名ルームリンクPlay@TVSmartVision 2.0HomeEdge
録画したビデオの表示
TVのライブ表示×
ビデオ配信先TVTVPCPC
リモコン操作××
静止画の表示××
音楽配信
(ATRAC3/MP3/WAV)

(MP3/WMA/WAV)
×
(MP3)
無線LAN対応(推奨規格)
(IEEE802.11a)

(IEEE802.11b)

(IEEE802.11b/a/g)

(IEEE802.11a)

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