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東芝、記者向けに事業戦略説明会を開催――第1回のテーマは『TransCube10』

2002年07月03日 23時49分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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(株)東芝は3日、製品開発の経緯や製品の特徴を詳しく紹介するとともに、メーカー以外(主にプレス関係者)からの製品への意見を次期製品開発にフィードバックするための機会として、事業戦略説明会を開催した。初回のテーマは、5月20日に発表、5月23日より発売を開始したワイヤレスホームメディアステーション『TransCube 10』について、詳しい製品コンセプトや具体的な使い方を事例を交えて説明した。

TransCube 10&DynaBook G5
左が『TransCube 10』。右は無線LANでテレビ画面を表示している『DynaBook G5』

HDDビデオレコーダーに無線LANアクセスポイント(IEEE802.11b)とブロードバンドルーターの機能を統合し、無線LANに対応したノートパソコンを使えば(電波の届く範囲で)好きな場所に持ち歩いてTV視聴が可能という『TransCube 10』。これは、2001年11月に完成した東芝 青梅事業所 デジタルメディアデベロップメントセンターに、“映像”“PC”“ストレージ”“通信”と異なる部門・部署に携わっていた3000人あまりの技術者を集結させて開発した“新融合商品”の第1弾となる。

的場氏&櫻井氏
製品コンセプトを説明したPC事業部PC商品企画部部長の的場 司氏(左)と、具体的に便利な使い方や特徴などを説明した同PC商品企画担当の櫻井強一氏(右手前)

また、TransCube 10の次期製品の可能性として、IEEE802.11aなどのより高速な無線LANを使って、複数台のパソコンに異なる映像を同時配信したり(現状のTransCube 10では、1台しか映像の無線配信が受けられない)、ノートパソコンよりも容易に使える“液晶Viewer”のようなもの(未発表)で手軽に楽しめるようにする、Bluetooth端末(未発表)を経由して白物家電と連携する、などの提案がなされた。

Bluetooth端末
次世代TransCubeのコンセプトを説明するパネル。画面の中ではBluetooth端末に興味を引かれるが、「8月頃の発表を目指している」という以外に具体的な製品の説明はなかった

説明会後の記者との懇談の中では、「外付けHDDやDVD-RAMなど外部に保存したり書き出すオプションがほしい」「iモード以外の携帯電話からの予約に対応してほしい」「東芝製ノートパソコン以外の製品についても、サポート情報の充実が必要では?」などの意見が出ていた。

なお、TransCube 10のレビューについては、現在発売中の月刊アスキー7月号、および7月13日発売予定のアスキーPC Explorer8月号などに掲載される。

TransCube 10
TransCube 10の特徴を説明するパネル。無線LANでMPEG-2データを送信する場合、平均2Mbpsだが、転送速度はデータ量によって可変で最大5Mbps程度にもなるという

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