(株)日本レジストリサービス(JPRS)は23日、国際化ドメイン名(IDN)の登録方法に関する枠組みがICANNから公開されたことを受け、日本語JPドメイン名登録管理サービスのRFC準拠化を7月10日に開始すると発表した。
日本語JPドメイン名は、「アスキー.jp」のようにIDNの技術に基づいて日本語で使われる文字(漢字や仮名)を使用して表現されるドメイン名のこと。当初は、3月7日にIDN関連技術のRFCが発行されたことを受けて3月20日からRFC準拠サービスを開始するとしていたが、世界と足並みを揃えるためにサービス開始をICANNとの枠組み確認後とすると変更されていた。
これにより、日本語JPドメイン名は、日本語のドメイン名をASCII文字列に変換する方式(ACE)がこれまでの“RACE”ではなく、RFCで採用された“Punycode”に移行することになる。