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日本ポラデジタル、フラッシュメモリー内蔵のUSB 2.0接続腕時計『LAKS memory――USB 2.0』を発売

2003年06月30日 16時34分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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日本ポラデジタル(株)は30日、オーストリアの時計メーカーLAKS社のフラッシュメモリー内蔵USB接続腕時計『LAKS memory-USB 2.0』を8月8日に発売すると発表した。メモリー容量別に32/64/128MBの3タイプが用意され、価格はすべてオープンプライス。編集部による予想実売価格は8800円/1万800円/1万2800円。

フラッシュメモリー内蔵USB接続腕時計『LAKS memory-USB 2.0』
フラッシュメモリー内蔵USB接続腕時計『LAKS memory-USB 2.0』

LAKS memory-USB 2.0は、バンド部分にUSBケーブルと端子が埋め込まれ、直接パソコンなどのUSB端子に接続して、データの読み書きが可能なフラッシュメモリー内蔵USB腕時計。欧州では、USB 1.1タイプが先行販売されているが、今回日本ポラデジタルから発売されるのはUSB 2.0接続タイプで、年内には256/512MBモデルの販売も予定されている。

パッケージにはWindows 98用デバイスドライバー(Windows Me/2000/XP、Mac OS 9以降、Linuxなどではドライバーなしで読み書き可能)と、Windows用のセキュリティーソフト(フォルダー単位、もしくはメモリー全体にパスワード保護をかける)を収録した8cmCD-ROM、および長さ1mのUSB延長ケーブルが同梱される。時計部分はアナログ方式で、ムーブメントはシチズン時計(株)製。時計部は生活防水だが、USB端子がむき出しのため水濡れなどには注意が必要。文字盤の9時のところに赤色LEDが埋め込まれ、メモリーへのアクセス中に点灯する。

欧州では、発売後8ヵ月で25万台売り上げた(うち7割程度が、文字盤にロゴを印刷したりCM映像を収録したノベルティーグッズ向けOEM販売)とのことだが、日本ではパソコンショップや輸入品を扱うセレクトショップ、カタログ販売、直販サイトなどを通じて、2003年内に3万台販売を目標としている。

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