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ダブルクリック、広告配信ソフト『DART Enterprise 5.1』を発表──Linuxにも対応

2003年06月10日 22時25分更新

文● 編集部

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ダブルクリック(株)は、Webサイト運営企業向けの広告配信ソフト『DART Enterprise 5.1』を発表した。

『DART Enterprise 5.1』は、Webサイトへの広告バナー配信や、ユーザーの行動ログの収集、分析機能をもつソフトウェア。国内でも多くのニュースサイトなどで、広告バナーの配信に利用されている。『DART Enterprise 5.1』では、ログ処理能力の強化や広告配信時のCPU負荷低減といった改善が行なわれ、ハードウェアの使用効率が向上したほか、広告配信量の増加にも対応可能になった。また、Apache 1.2.12~1.3.27、『iPlanet 6』といったWebサーバとデータベース『Oracle9i』、Linuxを組み合わせたプラットフォームに新たに対応した。

製品名の“DART”は、同社のASPサービス“Dymanic Advertising Reporting & Targeting”の略で、Webサイト閲覧者の行動に基づいた広告効果測定やレポーティング、マーケティング情報収集といったサービスを提供するものだ。同社はこのサービスを含め、全世界で約900社に広告配信や管理機能を提供しているとしている。

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