MSIから“i845PE”搭載でFSB800MHzを設定可能なマザーボード「845PE Max3-FISR」が発売された。パッケージに貼られているシールには「OCマニア御用達FSB800MHz/DDR400設定を用意。自己責任で液体窒素でもなんでもやっちゃって下さい!!」となんとも過激な文句が書かれている。
同社サイトのリリースによると「FSB800MHz動作時に発生する発熱や信号ノイズ問題に対応するべく、配線パターンの最適化によりバス信号安定度を従来比50%向上させると共に、より発熱の少ない回路設計へと変更致しました」という記述がみられる。ただやはりFSB800MHzでの動作やDDR400での動作は自己責任の範疇ということになるようだ。主な仕様はAGP×1、PCI×6、CNR×1、PC3200(DDR400)まで対応したメモリスロットが3という構成。そのほかインターフェイスとしては“CMI8738MX”によるサウンド、“VT6306”によるIEEE1394、“82540EM”によるギガビットイーサネット、“PDC20376”によるSerial ATA/Ultra ATA 133対応RAIDと豊富だ。North Bridge上のファンやSouth Bridge上には「MSI 800 Edtion」と記載されたシールが貼られており、パッケージも含めFSB800MHz動作をかなり強調した作りとなっている。価格はスーパーコムサテライトとZOA秋葉原で1万9480円、USER'S SIDE本店で1万9800円、クレバリー1号店で1万9980円となっている。
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