ロジテック(株)は3日、最大転送速度が800Mbpsの“FireWire 800”(IEEE1394b)規格準拠のインターフェースを搭載した外付け型のHDD『LHD-H200F8』を4月下旬に発売すると発表した。容量は200GBで、毎分7200回転のドライブユニットを採用する。価格は5万9800円。
『LHD-H200F8』 |
『LHD-H200F8』は、毎分7200回転で8MBのキャッシュメモリーを搭載した200GBのHDDユニットを内蔵し、FireWire 800に対応した外付け型のHDD。接続端子は“Bilingual 9ピン”コネクター×2個で、デイジーチェーン接続により複数台のHDDの増設も可能。ホットプラグにも対応する。筐体に、押出し成形による筒型構造の“一体型アルミボディ”のほか、アルミダイキャスト製フレームと流体軸受けのHDDユニットを採用するなど、放熱性能を向上させたという。本体サイズは幅45×奥行き261×高さ123mm、重量は1.5kgで、縦置き/横置きが可能。カラーは“フロスティーホワイト”。電源はAC100Vで、消費電力は19W。電源表示ランプには青色LEDを採用している。
対応機種は、FireWire 800の場合、Power Mac G4(FW800)、Power Book G4(17インチ)で、FireWire 400(IEEE1394)の場合、PC/AT互換機、PC98-NX、FireWireポートを標準装備したMacintosh。対応OSは、FireWire 800の場合、Mac OS X 10.2.3~10.2.4で、FireWire 400の場合、Windows XP/Me/98 SE(要アップデータ)/2000 Professional、Mac OS X 10.0.4~10.2.4、Mac OS 8.6~9.2.2。パッケージにはIEEE1394ケーブル(Beta 9ピン-Beta 9ピン)/(Bilingual 9ピン-6ピン)が同梱される(長さは1.1m)。IEEE1394ケーブル(Bilingual 9ピン- 4ピン)はオプションで提供する。
同社では今後、大容量化やマルチインターフェースのサポートなどにより、ラインアップを拡充するとしている。