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かつてのMSXマシンを髣髴とさせる、米Cybernet社によるキーボード一体型PC「Zero-Footprint PC」が近々日本に上陸する見込みとなった。代理店のクイックサンにより本日アキバにサンプルが持ち込まれたもので、しかも米本社のサイトにもまだ掲載されていないPentium 4バージョンだ。
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CD-ROMドライブ、USB×2、オーディオ3端子の左側面 | FDDの右側面 | |
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背面右側。PCIはこのサンプルでは使用不能 | 背面左側 |
サイズは、Cybernetのウェブサイトに掲載されているインチ表記をメートル法換算した場合46.4(W)×21.6(D)×1.3~7.0(H)cm。一見大柄なキーボードといった本体の中にPCの機能は全て内蔵されており、あとはモニタとマウスを接続すれば完成する。本体左側面にスリムタイプCD-ROMドライブを、右側面にFDDをそなえ、HDDベイも1つのみだがも3.5インチHDDが使用できる。チップセットは“SiS651”でDDR SDRAM対応のDIMMスロットを2本そなえる。インターフェイスもパラレルポートがない以外はデスクトップPCと同等で、左側面と背面に2つずつのUSBポート、背面に2つのIEEE1394ポート持ち、さらに10/100base-T対応のイーサネットポートもそなえている。また筐体にはPCIスロットが用意されているのだが、内部でスロットを供給するライザーカードが装着されていないため使用不能となっている。
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内部全景。CPUクーラーは大柄でチップセットまで被っている | チップセットは“SiS651”。PCIライザーカード用とみられるエッジも見える |
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