富士マグネディスク(株)は、Linuxサーバ用ウイルス対策ソフト『アンチウイルス for Linux』シリーズの新ラインナップを発表した。
『アンチウイルス for Linux』は、sendmail、qmail、Postfixといったメールサーバと組み合わせて利用するウイルス対策ソフト。ウイルス感染メールをリアルタイムで検索することができる。新バージョンでは、サーバ内部のファイルに対するウイルス検索機能が搭載され、ファイルサーバやWebサーバのウイルス対策も可能になる。
新たに追加された『アンチウイルス for Linux』ラインナップは、これまでのRed Hat Linux系ディストリビューションだけでなく、新たにDebian GNU/Linux、Sun Cobalt OSやSun Linuxに対応したもの。これにより製品ラインナップは以下のようになる。
- アンチウイルス for Linux sendmail版 Red Hat対応
- アンチウイルス for Linux qmail版 Red Hat対応
- アンチウイルス for Linux postfix版 Red Hat対応
- アンチウイルス for Linux sendmail版 Debian対応
- アンチウイルス for Sun Cobalt Sun Cobalt Qube対応
- アンチウイルス for Sun Cobalt Sun Cobalt RaQ / Sun LX対応
システムはIA-32用のLinuxカーネル上で動作する。ほかにglibc 2.1.2以降と以下いずれかのメールサーバが必要となる。
- Sendmail 8.9.3以降
- qmail 1.03
- postfix 0.0.20000529 以降
価格は50ユーザーまでで初年度13万2000円から。2月上旬より発売される。
