このページの本文へ

インテル、“ハイパー・スレッディング・テクノロジ”対応コンパイラーを発表

2002年12月04日 15時47分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

インテル(株)は4日、物理的に1個のプロセッサーをソフトウェアから2個のプロセッサーのように利用して、複数の作業を同時に効率的に行なう技術“ハイパー・スレッディング・テクノロジ”に対応したコンパイラー4製品を発売すると発表した。内訳は、『Intel C++ Compiler 7.0 for Windows』、『Intel C++ Compiler 7.0 for Linux』、『Intel Fortran Compiler 7.0 for Windows』、『Intel Fortran Compiler 7.0 for Linux』。

これらのコンパイラーは、自動並列化機能をオプションとして利用できるほか、OpenMPへの対応も強化されており、Itanium 2やXeon、Pentium 4などのプロセッサーを搭載したシステムのアプリケーション性能を最大40%向上できるとしている。Windows版のFortranは、Compaq Visual Fortranとコマンドラインの互換性を持つほか、Microsoft Visual Studioに統合することも可能。Linux版は、C++アプリケーション・バイナリー・インターフェースを採用しており、GNUやC++と互換性を持つという。

価格は、『Intel C++ Compiler 7.0 for Windows』と『同 for Linux』がともに5万5000円、『Intel Fortran Compiler 7.0 for Windows』が6万5000円、『Intel Fortran Compiler 7.0 for Linux』が8万9000円。エクセルソフト(株)を通して9日に販売を開始する。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン