このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

ボーランド、ソフトウェア開発者向けカンファレンス“Borland Conference 2002 Tokyo”を開催

2002年11月19日 20時33分更新

文● 編集部 阿蘇直樹

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ボーランド(株)は、ソフトウェア開発者向けカンファレンス“Borland Conference 2002 Tokyo”を18日、19日にわたり都内で開催した。初日の基調講演は、米ボーランド社のデベロッパー・リレーションズ・バイス・プレジデントであるデービッド・インターシモン(David Intersimone)氏がチェアマンをつとめた。

米ボーランド社のデベロッパー・リレーションズ・バイス・プレジデントであるデービッド・インターシモン氏米ボーランド社のデベロッパー・リレーションズ・バイス・プレジデントであるデービッド・インターシモン氏

最初の講演は、米ボーランドの社長兼最高経営責任者であるデール・L・フラー(Dale L. Fuller)氏。残念ながら来日することはできなかったため、カリフォルニアからビデオカンファレンスシステムを利用して講演を行なった。同氏の講演では、12月20日に発売される『Borland JBuilder 8』と『Borland Optimizeit Suite 5』についても触れ、「アプリケーションやミドルウェアなど、ほかのすべてが見えるコックピットのような製品」であると紹介した。

米ボーランドの社長兼最高経営責任者であるデール・L・フラー氏
米ボーランドの社長兼最高経営責任者であるデール・L・フラー氏。ビデオ会議システムを利用して、カリフォルニアで基調講演を行なった

『Borland JBuilder 8』

『Borland JBuilder 8』
『Borland JBuilder 8』

『Borland JBuilder 8』は、EJB(Enterprise Java Beans) 1.1/2.0に準拠したJavaアプリケーション統合開発環境。新たにJ2SE(Java 2 Standard Edition) 1.4に対応し、開発パフォーマンスが向上したほか、ウェブサービスの開発にも正式に対応している。また、オープンソースのフレームワーク“Apache Struts”などにも対応した。製品ラインナップは、これまでと同様の『Borland JBullder 8 Enterprise 』、『Borland JBuilder 8 SE』、『Borland JBuilder 8 Personal』に加えて、Javaアプリケーションの最適化ツール『Borland Optimizeit Suite』をバンドルした『Borland JBuilder 8 Enterprise Performance Bundle』が追加されている。出荷開始は12月20日の予定。

対応OSはいずれもWindows NT4.0/2000/XP、Red Hat Linux 6.2/7.2、Solaris 7/8。価格は、『Borland JBuilder 8 Enterprise Performance Bundle』が52万円、『Borland JBullder 8 Enterprise 』が36万円、『Borland Jbuilder 8 SE』が4万8000円。『Borland JBuilder 8 Personal』は無料でダウンロードすることが可能になる。

『Borland Optimizeit Suite 5』

『Borland Optimizeit Suite 5』
『Borland Optimizeit Suite 5』

『Borland Optimizeit Suite 5』は、Javaアプリケーションの最適化ツール。メモリの使用状況を監視しレポートするなど、パフォーマンスチューニングに必要な情報の提供や品質保証テストの支援機能などを持つ。新機能として、“AMLD(Automatic Memory Leak Detector)”という、メモリリークの個所を容易に特定する支援機能が搭載された。

対応OSは、Windows NT4.0/2000/XP、Red Hat Linux 6.2/7.2、Solaris 7/8/9、Mac OS X release 10.1。価格は24万円。12月20日より出荷される予定。

フラー氏はまた、米ボーランドのミッションとして、顧客に過去の資産を捨てることなく新しい技術を提供すること、顧客に自由な選択肢を提供することを挙げた。具体的には、新しいテクノロジーとして、“Java”“.NET”“Linux”“Webサービス”“モバイル”の5つにフォーカスしていくという。また、日本BEAシステムズ(株)や日本ラショナルソフトウェア(株)の製品との連携が可能であるとし、「これまでの投資を捨てずにすむことが非常に重要だ」と語った。

また、ソフトウェア開発の今後についても言及した。現在のソフトウェア開発においては、ソフトウェアの設計、コーディング、テストといった「各工程の間に壁があった」といい、柔軟な仕様変更に対応することが困難だったのだという。今後は各段階で情報を共有してより高速なアプリケーション開発を行なうことが求められるとし、2003年以降のソフトウェア開発キーワードとして“Speed”を挙げた。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン