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EPoXからi845PE搭載マザーが2製品!廉価版にはコンデンサ部に謎のファンを搭載

2002年10月21日 23時19分更新

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「EP-4PEA+」 「EP-4PEAEI」
「EP-4PEA+」「EP-4PEAEI」

 ようやくEPoXからもi845PE搭載マザーが販売開始となった。店頭に並んでいるのは「EP-4PEA+」と「EP-4PEAEI」の2製品。EP-4PEA+はAGP×1、PCI×5、DDR DIMM×3という構成で、他にUltra ATA 133 RAIDコントローラにHighPoint 製“HPT372”を、Serial ATAにSilicon Image製“Sil3112ACT144”を採用し、“ALC650”6chオーディオコーデックと10BASE-T/100BASE-TX対応Ethernetコントローラ“RTL8100B”を搭載と機能テンコ盛り。これに対して、EP-4PEAEIはAGP×1、PCI×5、DDR DIMM×2で、オンボードデバイスは10BASE-T/100BASE-TX対応Ethernetコントローラ“VT6105”を搭載というすっきりとした構成になってるのが特徴だ。



HPT372とSil3112ACT144
「EP-4PEA+」に搭載されているHighPoint 製“HPT372”を、Serial ATAにSilicon Image製“Sil3112ACT144”
コンデンサ部にファン ファンは1本の支柱で固定
CPUソケット横のコンデンサ部にファンがファンは1本の支柱で固定
基板裏の専用の穴

 他に2つの製品を見比べて気がつくのは、EP-4PEAEIのファンの位置。EP-4PEA+ではNorthBridgeにファンが搭載されているのだが、同製品ではそれがヒートシンクのみとなっており、ファンはむしろびっしりと立ち並ぶ2200μFと3300μFのコンデンサに囲まれるように搭載されている。このファンはEP-4PEAEIの基板に用意された専用の穴に固定され、直下には電圧調整のためのMOS-FETが並んでいるため、おそらくこれを冷却するためのものだと思えるのだが、何故敢えてこれを冷却する必要があるのかについての説明はどこにも見当たらない。オーバークロック動作で、コア電圧をアップした場合、このMOS-FETが熱くなることがあるが、そこまで配慮したものかどうかも不明だ。



マニュアル マニュアル

 そのオーバークロック機能だが、マニュアルによると、FSB設定クロックは1MHz刻み、CPUコア電圧が0.325Vまで0.025V刻み、メモリとAGP電圧は0.70Vまで0.10V刻みで設定可能。ほかに、AGP/PCIクロックを1MHzステップで調整できるようになっている。
 ちなみにEPoXではお馴染のポストコードLEDはEP-4PEAEIでは省略されている。両製品とも先週末から販売されており、価格はコムサテライト1号店、2号店共に1万9400円となっている。



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