2万5000円割れ |
“Aeolus” |
最近好調のAOpenから、今度は人気のGeForce4 Ti4200カード「Aeolus TI4200」(型番:GF4Ti4200-DVC128)がデビュー。同社初のGeForce4 Ti4200カードとなる製品は、128MBのVRAMを搭載し、ビデオ入力をサポートしながら入荷したショップの多くで2万5000円を割る低価格が実現された製品である。ビデオ入力機能を搭載しない他社製のVRAM 128MB版GeForce4 Ti4200カードと同等以下でビデオ入力にも対応したという点で、一気にGeForce4 Ti4200カードの本命へと躍り出そうな雰囲気だ。
今回初お目見えとなった“Aeolus”(イオロス)という製品名は、ギリシア神話における風の神と、“Absolute, Extreme, Optimize, Luxury, Ultimate, Satisfied”の頭文字から取られたもの。AOpen製のGeForce4シリーズ製品は今回のAeolus TI4200以外すべて「GeForce4 ○○」という製品名になっており、なぜ今回のGeForce4 Ti4200カードだけユニークな製品名が与えられているのかは不明である。
カードのデザインはこれまでに登場したAOpen製GeForce4シリーズの製品と同様、先に登場しているELSA製品とよく似ている。搭載されている構成部品が違うため同一品ではないが、ベースとなる基板は同じであり、今回もファブレスベンダであるELSA用の製造ラインを使ってAOpenなりの仕様で製造した製品なのだろう。なおメモリクロックはパッケージによると250MHz(DDR 500MHz)。だとすれば標準で他社製のVRAM 128MB搭載版GeForce4 Ti4200カードの222MHz(DDR 444MHz)より高クロックであり、VRAM 64MB搭載版と同じ速度ということになる。ただし、パッケージにはGeForce4 MX440のロゴがプリントされているのをはじめ、日本語表記もやや乱れ気味であるなど、どことなく急ごしらえといった雰囲気があり、このパッケージ表記をそのまま鵜呑みにするのはやや危険かもしれない。
パッケージ。これまで登場したAOpen製GeForce4シリーズ製品とはデザインが異なり、サイズも小さい | パッケージにプリントされた“GeForce4 MX440”ロゴと、メモリクロック表記 | パッケージ側面に用意されている、ややアヤシげな“Aeolus”の説明文 |
同梱ソフトはソフトDVDプレーヤ「WinDVD 2002」(フルバージョン)とビデオ編集ソフト「WinProducer」。また3DオンラインRPG「ファンタシースターオンライン」のバンドル版も付属している。
価格 | ショップ |
---|---|
\24,480 | コムサテライト2号店 |
\24,500 | コムサテライト1号店 |
\24,780 | コムサテライト3号店 |
\26,799 | TSUKUMO eX. |