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コンパック、845Gチップセット搭載の企業向けデスクトップ“Evo Desktop D510/310”を発表

2002年05月22日 13時38分更新

文● 編集部

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コンパックコンピュータ(株)は22日、“Compaq Evo(イーヴォ) Desktop”ファミリーの新製品として、大企業向けの“Evo Desktop D510”シリーズと、メインストリーム向けの“Evo Desktop D310”シリーズを発表した。全モデルともCPUにPentium 4/Celeron、845Gチップセット、DDR SDRAMを搭載したのが特徴。ラインアップは、ミニタワー型の“D510 MT”3モデル、省スペース型の“D510 SF”4モデル、マイクロタワー型の“D310 MT”2モデルの計9モデル。B.T.O.(注文生産)製品として、5月下旬に受注と出荷を開始する。併せて、直販サイト“DirestPlus(ダイレクトプラス)”において、C.T.O.(注文仕様生産)製品となる“D510 MT/CT”、“D510 SF/CT”、“D310 MT/CT”の販売も開始する。

“Evo Desktop D510 MT”
“Evo Desktop D510 MT”

“Evo Desktop D510 MT”は、外部ベイ×2、内部ベイ×2を持つ拡張性を重視したミニタワー型の筐体を採用したハイスペックモデル。AGPスロットにグラフィックスカードを増設することもできる。『P1.8/128/40/P2』『P2A/128/40/P2』『P2.4B/256/40/P2』の3モデルで構成される。『P1.8/128/40/P2』は、Pentium 4-1.80GHz、128MBメモリー、40GBのHDD(UltraATA/100)、48倍速CD-ROMドライブ、FDDを搭載しており、インターフェースには、USB 2.0×4、10/100BASE-TX×1、シリアル×2、パラレル×1などを装備する。拡張スロットはPCI×3、AGP×1。消費電力は最大220W。本体サイズは幅16.8×奥行き42.7×高さ44.8cm、重量は約11.8kg。OSは、Windows XP Professional/2000 Professioalのデュアルインストールとなっている。資産管理やコンフィグレーション管理などのインテリジェント・マネジメント機能のほか、パスワードディスケットブートコントロール、メモリーチェンジアラート、シリアル/パラレル/USBポートコントロールなどのセキュリティー機能を装備する。3年間の保証が付属する。価格は15万8000円。

『P2A/128/40/P2』は、CPUをPentium 4-2AGHzにしたモデル。価格は17万8000円。『P2.4B/256/40/P2』は、CPUをPetium 4-2.40BGHz、メモリーを256MB、グラフィックスコントローラーとしてAGPポートにNVIDIA GeForce2 MX200 64MB(SDRAM)を装備したモデルで、PCIスロット×5を装備する。価格は24万8000円。

“Evo Desktop D510 SF”
“Evo Desktop D510 SF”

“Evo Desktop D510 SF”は、Pentium 4コアを採用したCeleron-1.70GHzからPentium 4-2.26GHzまでを搭載した省スペースモデル。『C1.7/128/40/P2』『P1.8/128/40/P2』『P2A/128/40/P2』『P2.26/128/40/P2』の4モデルで構成される。『C1.7/128/40/P2』は、Celeron-1.70GHz、128MBのメモリー、40GBのHDD(UltraATA/100)、48倍速CD-ROMドライブ、FDDを搭載し、インターフェースはUSB 2.0×4(前面2/背面2)、10/100BASE-TX×1、シリアル×2、パラレル×1などを装備する。拡張スロットはPCI×1、AGP×1。消費電力は最大175W。本体サイズは幅33.6×奥行き36.6×高さ9.9cm、重量は約9.8kg。OSは、Windows XP Professional/2000 Professioalのデュアルインストール。各種のインテリジェント・マネジメント機能とセキュリティー機能を装備する。3年間のオンサイト保証が付属する。価格は12万8000円。

『P1.8/128/40/P2』はCPUがPentium 4-1.80GHzのモデルで、価格は14万8000円。『P2A/128/40/P2』はCPUがPentium 4-2AGHzのモデルで、価格は17万8000円。『P2.26/128/40/P2』はCPUがPentium 4-2.26GHzのモデルで、価格は21万8000円。

“Evo Desktop D310 MT”
“Evo Desktop D310 MT”

“Evo Desktop D310 MT”は、Celeron-1.70GHz/Pentium 4-2AGHzを搭載した新設計の筐体のマイクロタワーモデル。21日に発表した個人/SOHO向けのデスクトップモデル“Presario 3900”と、D510の間に位置付けられる。『C1.7/128/40/P2』と『P2A/128/40/P2』の2モデルを用意する。『C1.7/128/40/P2』は、Celeron-1.70GHz、128MBメモリー、40GBのHDD(UltraATA/100)、48倍速CD-ROMドライブ、FDDを搭載し、インターフェースはUSB×6(前面2、背面4)、10/100BASE-TX×1、シリアル×1、パラレル×1などを装備する。拡張スロットはPCI×3、AGP×1。消費電力は最大220W。本体サイズは幅17.5×奥行き42.0×高さ36.8cm、重量は約10.9kg。OSは、Windows XP Professional/2000 Professioalのデュアルインストール。保証は3年間で、1年目はオンサイト、2~3年目はパーツ保証となる。価格は9万9800円。

『P2A/128/40/P2』は、CPUをPentium 4-2AGHz、光ドライブを40倍速CD-RWドライブに変更したモデル。価格は15万8000円。

C.T.O.モデルの“D510 MT/CT”“D510 SF/CT”“D310 MT/CT”は、メモリー、HDD、グラフィックスカード、光ディスクドライブ、モデム、ソフトウェアの仕様変更が可能。“D510 MT/CT”は筐体前面にUSB×2やオーディオポート×2などの増設も可能となっている。

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