日本ヒューレット・パッカード(株)は22日、グラフィックス機能を内蔵した845GEチップセットを採用したビジネス向けのデスクトップパソコン『Compaq Evo Desktop(コンパック イーヴォ デスクトップ) D320』を発表した。スリムタワー型(D320 ST)とマイクロタワー型(D320 MT)の2種類の筐体を用意し、CPUやOSの異なる全10モデルをラインアップする。価格は8万9800円から。11月下旬に順次出荷を開始する。同社のオンラインストア“hp directplus(エイチピー ダイレクトプラス)”でも11月下旬に販売を開始する。
『Compaq Evo Desktop D320 ST』 |
『Compaq Evo Desktop D320 ST』は、日本専用モデルのD310 STと同じ筐体を採用したスリムタワー型デスクトップパソコン。CPUはCeleron-1.70GHz/Pentium 4-2AGHzで、OSはWindows XP Professional/2000 Professional。本体サイズは幅99×奥行き420×高さ324mm、重量は約8kg。電源容量を180Wに増強したという。価格は、Celeron-1.70GHz、128MBのメモリー(PC2100準拠DDR SDRAM)、40GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載した『CC1.7/128/40/XP』が8万9800円、CPUをPentium 4-2AGHz、メモリーを256MBに変更した『P2A/128/40/XP』が11万8000円など。OSにWindows 2000 Professionalを搭載したモデルには、Office XP Personalを同梱したデルも用意する。製品には3年間保証サービス(1年目はオンサイト、2年目以降はパーツ保証)が付属する。
『Compaq Evo Desktop D320 MT』 |
『Compaq Evo Desktop D320 MT』はマイクロタワー型で、CPU、メモリー、HDD容量がD320 STと同じなら、価格も同じとなる。本体サイズは幅175×奥行き420×高さ368mm(縦置き時)、重量は約10.9kg。
同社では、PC2700(DDR333)メモリーを将来的に提供する予定としている。