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PCG-NV99M/BP

PCG-NV99M/BP

2002年05月21日 14時48分更新

文● アスキーPC Explorer編集部・山崎 敦

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PCG-NV99M/BP

ソニー

オープンプライス

VAIOノートのラインナップに、Mobile Pentium 4-Mを搭載するパワフルなオールインワンノート「PCG-NVシリーズ」が新しく加わった。「エンターテインメントベイ」の採用により、用途に合わせて機能を変更できるのが特徴だ。

自由に取り換えられる
4つのユニットが標準添付

写真1 PCG-NV99M/BPには標準で4つのベイユニット+ウエイトセーバが付属し、用途に合わせて機能を変更できる。右列奥の裏返しに置いてある「コンパクトウーファー ベイ ユニット」はほかのユニットと異なり単体発売されないので、手に入れるにはPCG-NV99M/BPを買うしかない。
 PCG-NV99M/BPは、3モデルがリリースされたPCG-NVシリーズの最上位機種である。基本スペックは、CPUがMobile Pentium 4-M-1.6GHz、チップセットにはi845MPを採用する。メインメモリは、2基装備するSO-DIMMソケットに256MBのDDR SDRAMモジュールを1つ搭載し、最大では512MBまで増設可能だ。336(W)×276.1(D)×42.8~53.3(H)mmのボリューム感溢れるボディには、1400×1050ドット/フルカラー表示に対応した15インチTFT液晶を搭載しており、キーピッチ19mm、ストローク3mmのキーボードと併せて、デスクトップPCを利用する感覚で快適に使用できる。高速なCPUに加えて、ビデオチップにはATIの「MOBILITY RADEON 7500」を採用していることもあり、ビジネスソフトはもちろん、3Dグラフィックスを多用したゲームも楽しめるパフォーマンスを持っている。ちなみに、Direct3Dを利用した3Dグラフィックスの描画によってビデオチップとCPUの性能を評価する3DMark2001 SEのスコアは3255となった。「GeForce4 440 Go」を搭載するデルコンピュータの「Inspiron 8200」などには及ばないまでも、ノートPCとしては良好な結果である。

 光メディアドライブは、書き込み16倍速、書き換え10倍速、DVD読み出し8倍速、CD読み出し24倍速のCD-RW&DVD-ROMのコンボドライブを採用し、オールインワンノートらしくシリアル、パラレル、3つのUSBポート、TypeII×2(TypeIII×1)のPCカードスロットに加え、10BASE-T/100BASE-TX対応の有線LANおよびIEEE802.11b準拠の無線LAN機能も備えるなど、デスクトップPC並みにバリバリ使えるノートPCである(写真2)。

写真2 オールインワンノートらしく本体に豊富なインターフェイスを装備する。前面にMagic Gate対応メモリースティックスロット、背面にUSB×3、シリアル、パラレル、CRT、左側面にマイク、ヘッドフォン、PCカードスロット(TypeII×2)、i.LINK、モデム、Ethernet、AV出力の各端子を備える。右側面の光メディアドライブの下がエンターテインメントベイ。ここでは「フロッピーディスクドライブ ベイ ユニット」を装着している。

写真3 ピッチ19mm、ストローク3mmのキーボードはゆったりと使えタッチも良好。バックボタン付きセンタージョグも装備して画面のスクロールなどが簡単に行える操作性の高さもVAIOノートの魅力だ。
 さらにPCG-NVシリーズは、エンターテインメントベイに内蔵するユニットを目的に合わせて交換することで、限られた本体サイズの中でより多くの機能を利用可能にしたのが大きな特徴だ。PCG-NV99M/BPには「フロッピーディスクドライブ」以外に、標準で「Net MD」「テンキーボード」「コンパクトウーファー」の各ベイユニットおよび、メモリースティック(3枚)と名刺(約40枚)やPCカードを収納できるウェイトセーバが付属する(写真1)。いずれのベイユニットもホットスワップに対応するので、例えばプリインストールソフトを使う場合では、音楽ファイル管理/再生ソフト「SonicStage」でHDD内の音楽をMDにコピーするときはNet MD、DVD-Videoを見たりVJソフト「Gen-On」で音楽を演奏するときはコンパクトウーファー、Excel 2002などでの数字入力やプリインストールのネットワークRPG「ファンタシースターオンライン」をプレイするときはテンキーボードといった具合に、利用するアプリケーションに合わせて気軽にユニットを交換できる。これまでノートPC単体では操作しにくくて楽しめなかったアプリケーションも、PCG-NV99M/BPならベイユニットを取り換えるだけで対応できる。しかも、外部機器を接続するのと違ってボディに内蔵して利用するため、必要があればそのまま持ち運べるのもうれしいポイントだ。



写真4 コンパクトウーファーとNet MD ベイ ユニットはほかのユニットより約6mm大きく、厚みが21mmあるので、使用するときはボディ後部の「ポップアップチルトスタンド」を立てる必要がある。
 別途、周辺機器を用意することなく多彩な用途に対応できるPCG-NV99M/BPこそ、オールインワンノートを名乗るにふさわしい製品だ。実売価格は30万円程度と少々高価だが、Mobile Pentium 4-M-1.6GHzに4つのベイユニットなど盛りだくさんの機能が詰め込まれ、パワフルで多機能なノートPCを欲している欲張りなユーザーを満足させることは間違いないマシンだ。


PCG-NV99M/BPの主なスペック
製品名 PCG-NV99M/BP
CPU Mobile Pentium 4-M-1.6GHz
メモリ 256MB
液晶 15インチTFT
解像度 1400×1050ドット/フルカラー
HDD 40GB
光メディアドライブ CD-RW&DVD(CD-R16倍速/CD-RW10倍速/CD24倍速/DVD8倍速)
通信 モデム/LAN/無線LAN
サイズ 336(W)×276.1(D)×42.8~53.3(H)mm
重量 約3.7kg(ウェイトセーバ装着時)
OS Windows XP Home Edition
Officeアプリ Office XP Personal

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