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コニカ、SDカードとメモリースティックに対応した400万画素カメラ『コニカ Digital Revio KD-400Z』を発売

2002年05月16日 20時59分更新

文● 編集部

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コニカ(株)とコニカマーケティング(株)は16日、SDメモリーカード用とメモリースティック用の2つのスロットを搭載した400万画素CCD採用デジタルカメラ『コニカ Digital Revio KD-400Z』と、320万画素CCD搭載デジタルカメラ『コニカ Digital Revio KD-310Z』の2製品を発表した。KD-400Zを6月中旬に、KD-310Zを7月中旬に発売する。価格はKD-400Zが8万8000円で、KD-310Zが6万6000円。

『コニカ Digital Revio KD-400Z』
『コニカ Digital Revio KD-400Z』

『コニカ Digital Revio KD-400Z』は、SDメモリーカードとメモリースティック用の2つのスロット“Dual Slot(デュアル・スロット)”を搭載したのが特徴。1/1.8インチの413万画素(有効400万画素)原色CCDと光学3倍ズームレンズを搭載する。レンズは焦点距離が8~24mm(35mmフィルム換算で39~117mm相当)、F値が2.8~4.9の“ヘキサノンレンズ”(6群7枚)を搭載する。最短撮影距離は50cm(W)、80cm(T)で、マクロでは10cm(W)、50cm(T)の撮影が行なえる。シャッタースピードは約1秒~1/2000秒。測光方式はTTL中央重点測光、スポット測光。デジタルズームは2倍。本体には2MBのフラッシュメモリーを内蔵しておりメモリーカードがなくても撮影できる(640×480ドットサイズのみ)。

新型信号処理エンジンを搭載したことにより起動時間を1.4秒に短縮したほか、独自の画像処理技術“ハイブリッド・アダプティブ A * IPS”(AF(オートフォーカス)/AE(自動露出)/AWB(オートホワイトバランス) IMAGE PROCESSING SYSTEM)によるフィルムカメラと同じ感覚の操作感を持たせたという。撮影モードには、赤目軽減/ポートレート夜景/遠景/セピアほかも用意する。セルフタイマーは(10秒、3秒)で、起動時やセルフタイマーの表示には青色LEDを利用する。

記録画素数は最大2304×1704ドット(JPEG、DCF準拠でDPOF対応)、動画は320×240ドットで最大約15秒(AVI/Motion JPEG準拠)。アフターレコーディング機能やボイスメモ機能、電子メールなどで利用できるように画像をリサイズする機能も搭載する。ダイレクトプリントの規格“Exif Print(Exif 2.2)”にも対応する。実像式ズームファインダーのほか、モニター用に1.5インチ低温ポリシリコンTF液晶ディスプレーを装備する。操作には、基本メニューと応用メニューの2つのモードを用意しており、ディスプレーの背景色を変えることで識別しやすくしたという。メニューにはアイコンと言語の2重表示を採用したほか、4ヵ国語に対応する。

インターフェースはUSB。電源はリチウムイオン電池を利用する。本体サイズは幅94×奥行き29.5×高さ56mm、重量は198g。製品パッケージには、リチウムイオン電池、充電器、電源コード、USBケーブル、ストラップ、『オンラインラボ工房』(CD-ROM)、16MBのSDメモリーカードを同梱する。

『コニカ Digital Revio KD-310Z』
『コニカ Digital Revio KD-310Z』

『コニカ Digital Revio KD-310Z』は、撮像素子を1/1.8インチの334万画素(有効320万画素)原色CCDにしたモデル。記録画素数は静止画が最大2048×1536ドットで、動画は320×240ドットで最大約15秒。音声機能は搭載していない。また、青色ではなく赤色のLEDを装備する。本体サイズなどそのほかの基本仕様は同等となっている。

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