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日立、Net MD対応ドライブ搭載モデルを加えた“Prius C シリーズ”と、省スペース設計のプリンター“PriusJet”を発表

2002年05月15日 12時01分更新

文● 編集部 田口敏之

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A4サイズのオールインワンノートパソコン“Prius Note 200C”シリーズは、モバイルPentium 4-M-1.6GHzを搭載する『200C5TMP』と、モバイルCeleron-1.06GHzを搭載する『200C5TMC』、モバイルDuron-1GHzを搭載する『200C4TMD』の3モデルを用意している。価格はオープン(編集部による予想価格は、200C5TMPが28万円前後、200C5TMCが24万円前後、200C5TMDが22万円前後)。

『Prius Note 200c5TMP』『同 200C5TMC』(デザインは同じ)
『Prius Note 200c5TMP』『同 200C5TMC』(デザインは同じ)

200C5TMPと200C5TMCには15インチの、200C4TMDには14.1インチの“ラスタービュー”TFTカラー液晶ディスプレーを搭載している。解像度は1024×768ドットで、ディザリングにより1677万色表示が可能。

200C5TMPは、256MB DDR SDRAMと、40GB HDD(Ultra ATA/100)を搭載する。チップセットはIntel 845MPを採用している。光ディスクドライブには、DVD-ROM&CD-RWコンボドライブを搭載している。書き込み/読み込み速度は、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き込み8倍速、CD-ROM読み込み24倍速。書き込みエラー防止する機能“Buffer-under-run Proof機能”も備えている。

グラフィックスコントローラーは、ATI MOBILITY RADEON 7500を用いる。ビデオメモリーは32MB。IEEE1394×2、USB 1.1×2、PCカードスロット(Type II×2、Type III×3)、光デジタルオーディオ端子、Sビデオ端子、10/100BASE-TX、56kbpsモデム(V.90対応)、FDDなどを備える。本体サイズは幅326×奥行き267×高さ42mmで、重さは約3.3kg。最大消費電力は88Wで、標準のリチウムイオンバッテリーで約2.5時間の稼働が可能(JEITA測定法1.0)。

200C5TMCは、256MB SDRAMと、30GB HDD(Ultra ATA/100)を搭載する。チップセットはIntel 830MGを採用している。光ディスクドライブには、200C5TMPと同じDVD-ROM&CD-RWコンボドライブを搭載する。

グラフィックスコントローラーは、チップセット内蔵のものを用いる。ビデオメモリーはメインメモリーと共用で、8~32MB。IEEE1394×2、USB 1.1×2、PCカードスロット(Type II×2、Type III×3)、光デジタルオーディオ端子、Sビデオ端子、10/100BASE-TX、56kbpsモデム(V.90対応)、FDDなどを備える。本体サイズは幅326×奥行き267×高さ42mmで、重さは約3.3kg。最大消費電力は92Wで、標準のリチウムイオンバッテリーで、最大約4.3時間の稼働が可能(JEITA測定法1.0)。

『Prius Note 200C4TMD』
『Prius Note 200C4TMD』

200C4TMDは、256MB SDRAMと、30GB HDD(Ultra ATA/66)を搭載する。チップセットはVIA KT133Aを採用している。光ディスクドライブには、CD-R/RW書き込み8倍速、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-ROM読み込み24倍速のDVD-ROM&CD-RWコンボドライブを搭載する。書き込みエラー防止機能“Buffer-under-run Proof機能”も搭載している。

グラフィックスコントローラーは、ATI RAGE Mobility-Mで、ビデオメモリーは4MB。USB 1.1×2、IEEE1394×1、PCカードスロット(Type II×2、Type III×3)、光デジタルオーディオ端子、ライン入力端子、コンポジット映像出力端子、10/100BASE-TX、56kbpsモデム(V.90対応)、FDDなどを備える。また、本体にサブディスプレーとして、本体の状態やCDのトラック番号などを表示する“Track Number Displey”を装備する。本体サイズは幅309×奥行き263×高さ43mmで、重さは約3.5kg。最大消費電力は82Wで、標準のニッケル水素バッテリーで、最大1.3時間の稼働が可能(JEITA測定法1.0)。

3モデルとも、OSにはWindows XP Personalを採用している。付属ソフトとして、Office XPをプレインストールする。このほか、ディスプレー掃除用の布“OAマルチクロス”が付属する。

省スペース設計のインクジェットプリンター“PriusJet”

また同社は、Priusシリーズのオプション“PriusJet”として、レックスマークインターナショナル製のインクジェットプリンター『LEXMARK-3』を、5月下旬に発売する。価格はオープン(編集部による予想価格は2万円)。

“PriusJet”こと『LEXMARK-3』
『LEXMARK-3』

LEXMARK-3は、本体サイズ幅432×奥行き415×高さ106mmのインクジェットプリンター。形状は扁平な箱形で、横置きの状態で使用する。本体上に最大約9kgまで物を載せることが可能で、Prius Deckに付属する液晶ディスプレーを設置して利用できる。ボディーカラーはPrius Deckシリーズに合わせ、シルバー&ブラックのツートンカラーとなっている。

レックスマーク独自の紙送り機構“Accu-Feed(アキュ・フィード)”を搭載しており、本体前面から給紙と排紙を行なえる。側面からの手差し給紙も可能。給紙枚数は最大100枚。プリンターエンジンは、レックスマークのコンパクトなインクジェットプリンター『Z33 Color Jetprinter』と同等のものを搭載している。解像度は2400×1200dpiで、A4普通用紙をモノクロなら1分間に最高9枚、カラーなら1分間に最高5枚の印刷が可能。本体前面には、インクカートリッジが少なくなると点灯するLEDを搭載している。対応用紙はA4からA6、ハガキ、ユーザー定義サイズ(幅203.2mmまで)。パソコンとはUSB 1.1で接続し、対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。稼働音は44dBで、消費電力は11.7W。本体重量は4.3kgとなっている。

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