本日19日、RADEON 8500LEカードの新製品が発売された。
すでに多くのサードパーティ製カードが発売されているRADEON 8500LEだが、今回のものは一味違う。なんと、ATI Technologies純正のリテールパッケージなのだ。
「RADEON 8500LEはOEMからのみ登場し、純正リテールパッケージとしては販売しない」というのが当初のATI Technologiesの見解。だが、2月4日付で発表されると4月を迎えて登場してしまったというわけだ。製品紹介ページにもいつの間にかちゃっかり掲載されている。何の発表もなく、突然方針転換することも珍しくない同社だけに、発表があっただけ混乱は少ないだろうが……。
コア/メモリクロックは不明だが、販売を開始したOVERTOPによればおそらくともに250MHzとのこと。RADEON 8500シリーズはすでにVRAM64MB版の消滅が決定しており、今回の8500 LEもDDR SDRAM128MBでの初登場となった。
価格は2万6800円で、RADEON 8500の64MB版とほぼ同じか、ほんの少し高価。また“純正リテール価格”ということか、サードパーティー製RADEON 8500LEカードと比べると若干高価となっている。
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