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まるでGeForce4 Ti!? 気合の入ったRADEON 8500カードがGigabyteから

2002年03月08日 00時00分更新

文● Jo_Kubota

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RADEON 8500 Deluxe

 イレギュラーな格好でJetway製品が登場してからというもの数社から投入されている、コア/メモリとも275MHz駆動の、ATI Technologies純正リテール品と同クロックで動作するRADEON 8500カード。そんななか、先日事実上の“Nvidia→ATI乗り換え宣言”を行ったGigabyteからもRADEON 8500カードがデビューした。



RADEON 8500 Deluxe

 “MAYA”シリーズで登場した製品の名は「RADEON 8500 Deluxe」(型番:GV-AR64D)」。その名のとおり、デラックスな外観が購入意欲をそそる製品だ。“Gigabyteといえば青”というイメージに反して赤い基板を採用する同製品の上には、まばゆく光る銀色の超大型ヒートシンクが取り付けられており、奇しくも同時発売となったLeadtek製のGeForce4 Ti4600カードが搭載するチップクーラー「BiTurbo Cooling System」に近い巨大さだ。“上下からすっぽりカバー”ではないものの、カード背面にもヒートシンクが取り付けられており、このクーラーの重量がAGPスロットへ物理的に負荷をかけないかと心配になるほどだ。



チップクーラー 裏面のヒートシンク
チップとVRAMの上を覆うチップクーラー。デザイン上の問題からか、ヒートシンク部分に穴が開けられ、そこにコンデンサが填っているのはユニークだ裏面のヒートシンク。Leadtek製品ほどではないにせよ、これでもかといった熱対策である
バンドルソフト

 また、同梱のソフト群もデラックス。3Dゲーム「Serious Sam」「Heavy Metal FAKK2」「Rune」「Motocross Mania」のフルバージョンと「Oni」「4x4 Evolution」のライトバージョン、合計6タイトルをバンドルという太っ腹ぶりは圧巻のひとことに尽きる。



同梱ソフト
同梱のソフト一覧。ドライバCDとソフトDVDプレーヤ「PowerDVD」以外はみなゲームタイトルだ
比較
同じく今週Gigabyteから登場したRADEON 7500カード(下)との比較。なお、RADEON 7500カードは1万4000円程度で販売されている

 なおインターフェイスはD-Sub15ピン、DVI-I、Sビデオ。VRAMは64MBとなっており、サードパーティ製RADEON 8500カードとしては標準的なスペック。全体的なカードレイアウトもリファレンスどおりで、載っているコンデンサの種類や数が若干違う程度となっている。気になる価格はT-ZONE.PC DIY SHOPで2万7980円。先日純正リテール品が大きく値下がりしたのを考えると別段安価ではないが、ゴージャスな外観とゲームソフトを考えれば納得と言えるだろう。



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