ネットレイティングス(株)は25日、2月のインターネット利用動向情報サービスの調査結果を基に、消費者向けオンラインショッピングサイトのうち、パソコン販売サイトの利用者の行動分析を行ない、概要を発表した。
それによると、日本電気(株)が運営するショッピングサイト“121ware.com”が、ユニークオーディエンス数が56万4000人、再訪問率(リテンションレート)が41.50%で、ともに1位となった。ここ半年で、右肩上がりにユニークオーディエンス数を伸ばしており、2001年9月に比べ、40%伸びたという。ユニークオーディエンス数の2位は日本アイ・ビー・エム(株)で55万8000人、再訪問率は29.35%。また再訪問率の2位は、エプソンダイレクト(株)で37.10%、ユニークオーディエンス数は15万8000人となっている。
これについて、ネットレイティングスのアナリストである衣袋宏美氏は「ユーザーはどこが安いかをくまなく見るということでもなく、メーカーをある程度絞ってからインターネットを利用しているか、あるいははじめからお目当てが決まっているようだ」と分析している。
