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松下電器、IEEE802.11a準拠のOFDM変復調LSIを開発

2001年12月20日 02時13分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)は19日、12bitで40MHzサンプリングのAD/DAコンバーターとデジタル補正機能を搭載し、“IEEE802.11a”規格に準拠した“OFDM”変復調LSI『MN86713-H』を開発したと発表した。サンプル出荷を2002年2月に開始する。サンプル価格は8000円。“IEEE802.11a”は、5GHzの周波数帯を利用して最大54Mbpsの無線伝送を行なうための無線LANの規格で、“OFDM”(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重方式)は、直交関係にある複数の搬送波を利用してデータを多重化し伝送する方式。

『MN86713-H』
IEEE802.11a準拠のOFDM変復調LSI『MN86713-H』

『MN86713-H』の特徴は、壁や天井などによる“マルチパス伝搬”が発生する環境や、移動による電波伝搬状態変化時のパケット誤り率を従来の10分の1に低減するともに、高周波モジュールと自動接続調整を行なうためのデジタル補正機能を内蔵した点。アナログ/デジタル混載回路技術によるAD/DAコンバーターの受信信号分解能を上げ、伝送波形歪みを小さくしたほか、高精度シンボル同期・低処理遅延FFT・適応伝送路推定/補償などを行なう独自の信号アルゴリズム、直交振幅誤差、直交角度誤差、直交オフセット誤差をデジタル補正する機能を搭載する。『MN86713-H』は、内部デジタル部の動作電圧が1.8Vで、電源電圧はI/O部が3.3V、アナログ部が3.0V。入力クロック周波数は20MHz。パッケージは、0.65mmピッチの360ピンCSP(13m角)で提供する。

同社では、このLSIにより、ハイビジョンクラスの高画質映像を伝送できる無線ブロードバンドインターネット接続サービスや、BS/CS/地上波デジタル放送などを家の中の好きなところで動きながらでても楽しめる“無線ホームネットワーク”を実現できるとしている。

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