日本ヒューレット・パッカード(株)は13日、Pentium III-M-1GHz/1.13GHzと無線LAN機能を搭載したA4サイズの企業向けノートパソコン『hp omnibook(オムニブック)6100』2機種を発表した。併せて、B5ノートパソコン『hp omnibook500』に無線LAN機能を搭載した機種を追加する。14日に販売特約店と直販サイト“hp direct”で販売を開始し、12月下旬に出荷を開始する。価格は27万9000円から。
『hp omnibook 6100』 |
『hp omnibook 6100』は、『hp omnibook 6000』の後継機種で、CPUにPentium lll-M-1GHz/1.13GHzを搭載し、IEEE802.11b規格対応の無線LAN機能を内蔵するほか、標準で256MBのメモリーを搭載する。グラフィックコントローラーはATI Mobility Radeon M6-P(VRAM16MB)。従来機種より筐体を薄くし、ラバーコーティングしたパームレストを採用するなど、使いやすくしたという。バッテリー駆動時間は約4時間。本体サイズは拡張ベース込みで、幅315(無線LAN搭載機種は325)×奥行き261×高さ34mm、重量は2.3~2.8kg(搭載するモジュールベイにより異なる)。
ラインアップは、無線LAN機能がオプションの『F3260K#ABJ』と標準搭載の『F3265J#ABJ』の2機種。『F3260K#ABJ』は、Pentium lll-M-1GHz、 256MBメモリー、14.1インチ(XGA:1024×768ドット)TFT液晶ディスプレー、最大8倍速DVD-ROMドライブ、20GBのHDD、Windows 2000 Professionalの構成で、価格は27万9000円。『F3265J#ABJ』は、Pentiumlll-M-1.13GHz、256MBメモリー、15インチ(SXGA+:1400×1050ドット)TFT液晶ディスプレー、8倍速DVD-ROMドライブ、30GBのHDD、IEEE802.11b準拠無線LAN、Windows XP Professionalの構成で、価格は33万9000円。
併せて、『hp omnibook500』にも無線LAN搭載機種を追加した。Pentium III-700MHz、128MBメモリー、20GBのHDD、Windows XP Professionalの構成で、価格は25万5000円。