すでにほとんどの大手ベンダから登場しているKT166A搭載マザーだが、今回店頭に並びはじめたのは、i815EPのデュアルマザーやP4X266搭載マザーなどで若干知名度が上がってきたACORP製の「7KT266A」と、FASTFAMEの「8VHF」だ。
驚くのはその価格で、サトームセンパソコン館 PC islandでは両製品とも1万480円、クレバリー1号店では7KT266Aが1万1400円、8VHFが1万2000円。低価格マザーとして人気が出たECSのSiS735搭載「K7S5A」には及ばないものの、十分魅力的な価格と言えるだろう。
さて、スペックを見てみると、7KT266Aの拡張スロットはAGP×1、PCI×5、AMR×1で、DIMMスロットは3本。詳細は不明だが、店頭に掲示されているマスタードシード(代理店)のスペックシートによると、FSB設定クロックは100~132MHz、133~166MHzで1MHz刻みの設定が可能のようだ。コア電圧やI/O電圧設定などに関しては不明だ。パッケージには代理店の簡単な日本語マニュアルが同梱されている。
一方の8VHFの拡張スロットAGP×1、PCI×5、ACR×1、DIMMスロットは3本用意されている。こちらのマザーの詳細についても不明だが、7KT266Aのように細かい設定は期待できず、遊べるマザーとはいえないようだ。魅力は価格のみといったところだろう。
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