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i815EPでデュアルCPUに対応した珍品マザーボードがACORPから

2001年06月30日 22時46分更新

文● Jo_Kubota

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6A815EPD

 珍品マザーボードというのは年に何枚が登場してくる傾向にあるが、本来デュアルCPUをサポートしないi815EPを採用しながらSocket370を2つ搭載したデュアルCPUマザーボード「6A815EPD」がACORPから現れた。



Socket370×2

 昨年のPC World Expo 2000にて、EPoX正規代理店であるマスタードシードのブースに、チップセットにi815Eを採用するデュアルSocket370マザーボード「EP-D3SA」が展示され、その後、アキバのいくつかのショップで参考展示されるなど、i815系でのデュアルSocket370の可能性は示唆されていた。Intelの規定外という点ではAbitのデュアルCeleronに対応するi440BX搭載マザーボード「BP-6」が記憶に新しいが、それ以前にもTAKENというメーカーからi430TXを搭載しつつデュアルSocket7に対応したマザーボードがリリースされるなど、Intelチップセットにはこうした“珍事”が時々発生している。
 残念ながらEPoXのEP-D3SAはFSB 133MHz時に安定性を欠くという理由でリリースが中止になってしまったようだが、こうして店頭に並んだことを考えると、ACORPの製品はこの問題をクリアしているようだ。

 さてボードを見てみると拡張スロットはAGP×1、PCI×5、CNR×1。DIMMスロットは3本で、このほかオンボードでPromise製IDE RAIDコントローラを搭載している。なお、RAIDコントローラを搭載しないモデルもラインナップにはあり、こちらの型番は“6A815EPD-1”となっている。



FSB設定
オーバークロックに関する設定はほぼ皆無

 肝心のデュアルCPUサポートだが、対応しているのはcB0またはcC0コアのPentiumIIIのみ。リテール品はすでにcD0コアの物が中心となってきているだけに、cD0コアへの対応が望まれるところだ。特に1GHzは現在、店頭で販売されているもののほとんどがcD0コアに移行してしまっているので、探すのは大変かもしれない。また、TualatinことPentiumIII-Sにももちろん対応していない。
 価格は6A815EPDがPCiN秋葉原で2万800円、高速電脳で2万1800円。IDE RAIDコントローラ非搭載の6A815EPD-1が高速電脳で1万8800円、PCiN秋葉原で1万9800円となっている。2万円程度のPentiumIII用デュアルCPU対応マザーボードはVIA Apollo Pro133A搭載製品くらいしかないだけに、安価なデュアルCPUマザーボードを探している人にとっては朗報と言えそう。ただし、デュアルCPUの動作は販売店が保証しているものではない。ショップでは「デュアルで動作しなかった場合、代理店に送り返してチェックしてもらうしかない」としているので、この点は要注意だ。



【取材協力】

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